新高製菓 ウマイモン太郎 第2巻第8号 394
新高製菓 販促用漫画冊子
ウマイモン太郎
西川コーゾー作 第2巻第8号
新高製菓ってご存知ですか?
新高製菓は,販促用の小冊子を発行していました。
ウマイモン太郎は
新高ドロップや新高クリームキャラメルに入っている
メートルカードを1000メートル分集めるともらえました。
新高製菓については、こちらをどうぞ。
新高製菓 新高ドロップ 西川コーゾー
1頁(表1)
ウマイモン太郎 第2巻第8号
西川コーゾー作
昭和9年8月 新高製菓学芸部発行
188mmX262mm 20頁 非売品
西川コーゾー
本名:西川鋼蔵 明治42年(1909年)名古屋市に生まれる。
愛知工業高校図案科卒業、東京銀座白木屋百貨店宣伝部に入社。
その後独立し、東京日々新聞に連載漫画を掲載、
新高製菓の販促紙で「ウマイモン太郎」や
「バクダン小憎」を発表。
昭和25年(1950年)42歳の若さで死去。
この略歴は、西川コーゾーさんのご子息、西川尚武さんのブログより
引用させていただきました。
http://www.eva.hi-ho.ne.jp/nishikawasan/az/father.htm
ホガラカ軍隊 上等兵の巻
清朝のラストエンペラー、 愛新覚羅溥儀が
昭和9年3月に26歳の若さで満州国の皇帝に就きました。
日本は溥儀をかつぎ出し、
満州国という親日政権(傀儡政権)を樹立して、
最終的には日本に併合する計画だったようです。
この小冊子はその4ヶ月後に出版されました。
愛新覚羅溥儀
この漫画は
中国を思わせるチョコザイ国が
満州国との国境にある万里の長城を乗り越えて、
満州国へ攻め入り、国を横取りしようとたので、
日本国と満州国とは共に手を合わせて、
チョコザイ国を追いはらうため
上等兵ウマイモン太郎君のホガラカ軍隊が
満州へ出征して勇ましい戦争をする。
というストーリーになっています。
新高製菓 新高ドロップ 西川コーゾー
3頁 ↑ 新高製菓の社名は台湾の最高峰新高山(当時の日本名)から来ています。
新高製菓 新高ドロップ 西川コーゾー
4頁
新高製菓 新高ドロップ 西川コーゾー
5頁
新高製菓 新高ドロップ 西川コーゾー
6頁
新高製菓 新高ドロップ 西川コーゾー
7頁
新高製菓 新高ドロップ 西川コーゾー
8頁
新高製菓 新高ドロップ 西川コーゾー
9頁
新高製菓 新高ドロップ 西川コーゾー
10頁、20頁(表4)
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