ヂヤウチヤン 大正14年3月号 316 | 郷愁倶楽部

ヂヤウチヤン 大正14年3月号 316



3月3日はひな祭り
ヂヤウチヤン 大正14年3月号


ジヤウ1

ヂヤウチヤン 第8巻第3号 大正14年3月
一星社発行 (絵雑誌 )定価25銭
218X152mm(菊判) 24頁(表紙含む)
表紙:作者不明




イウタウシヤウノ ハルコサン(終業式)

ジヤウ2

今日は皆 お免状をいただいて 喜んでいます。

優等賞をいただいた はる子さんは、

また来年も優等賞がとれるように

もっともっと勉強しようと思いました。





ヱバナシ タマトミケノミタユメ

ジヤウ3




オクワシ ノ セカイ

ジヤウ5

「オクワシ ノ セカイ」 一瞬 ??!! でした。正解は「お菓子の世界」




ツミクサ(靴がなる)

ジヤウ4

お手つないで 野道を行けば
みんな可愛い 小鳥になつて


は、文部省唱歌「靴が鳴る」の一節ですが、
大正8年に刊行された「少女号」と言う雑誌に
掲載されたのが始めてだそうです。
この「ヂヤウチヤン」は大正14年発行ですから、
6年前ですね。
ちなみに「お手」だけで「おてて」と読むそうです。




姉妹誌

ジヤウ6

一星社は「ヂヤウチヤン」のほかに
「ボツチヤン」、「ヨキ子供」、「幼き友」を出していたようです。



ケンシヤウ カンガエモノ(懸賞 考えもの)

ジヤウ7

正子さんの蒔いているタネは、夏になると、
朝早く青や赤や紫の漏斗のような花が開きます。
この花はお日様を見るとすぐに萎れてしまいます。
何のタネかお解りになりますか。

答えをはがきに書いて2月20日までにお知らせください、
当たった方にはくじ引きで五百名へご褒美を差し上げます
東京市神田區小川町一  一星社内 ジャウチヤン係






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