皇太子様各国で大歓迎、いよいよ英国へ 269
エリザベス女王の戴冠式に列席される皇太子様
雑誌「平凡」昭和28年6月号他より
三月三十日(1953年)の午後四時、
エリザベス女王の戴冠式に列席される皇太子様は
御乗船ウィルソン号で
万来の歓呼に送られながら
横浜港をご出発になられました。
英国 エリザベス女王 在位六十年 天皇、皇后両陛下 皇太子
皇太子殿下 旅行アルバム
英国 エリザベス女王 在位六十年 天皇、皇后両陛下 皇太子
世界最大の大瀑布ナイアガラの滝を見物される皇太子殿下
殿下のかぶっていられる帽子はアメリカで買われたものです。
ウイルソン号では、船長の主催で花やカナパーティがひらかれました。
タキシードの胸にレイをかけられた殿下はたのしそう。
カナダのビクトリア士官学校をご訪問の殿下は
さくらのアーチの下、士官学校の学生たちと、仲よく歓談されています。
英国 エリザベス女王 在位六十年 天皇、皇后両陛下 皇太子
インディアンの酋長の出迎えです。
放送局のアナウンサーがマイクを向けて
皇太子の声を録音しようとしています。
この後の号、数ヶ月分を見ても、
どういうわけか、肝心の
「エリザベス女王の戴冠式」の様子を伝える記事が
載っていませんでした。
マーガレット王女の恋
同じ年に発売された「平凡」の英王室関係の記事です。
左)長谷川一夫、 右)小暮美千代さん
志村立美・画
左から、淡島千景、東谷暎子、鶴田浩二さん
この絵の鶴田浩二は、谷原章介さんに少し似てますね。
左)三船敏郎 右)原節子さん
*「ヒロ画伯のブログ」さん、読者登録ありがとうございました。