しばらく35°を超える気温にはならなそうですから安心ですね
夜も涼しいし
今回のブログは
『正しい歩き方』
たくさんの患者さんから正しい歩き方ってどんな感じですか
とご質問されることが多いです
これって大問題ではないでしょうか
80代の患者さんも小学生の患者さんも正しい歩き方を知らないんですよ
実際に正しい歩き方はとても複雑で難しい事です
ロボットの歩行が人間のようにスムーズに行なえていないことからでも人間の歩行ってとても難しいことが想像できると思います
意識しないで問題なく歩けてるから良いんじゃね
この無意識の正しくない歩行が継続される事によって将来の膝や股関節、腰痛や頭痛などのリスクも高まってしまうんですよ
正しく歩けるということは身体の負担が一番少ない歩行
人間の筋肉は最小限の力で最大の力を発揮できる素晴らしい組織なんです
ですが、歩いている時に「骨盤が後傾している」とすると
股関節伸展・外転・外旋
大腿骨前方・外側偏位、外旋
膝関節屈曲・内旋・外反
脛骨前方・外側偏位、外旋
足部背屈・回外
こんなに動きが増えてしまいます
どんな動きか解らなくても良いですが、上記の動きを伴う筋肉は活動するように働いてしまうんです
そうなると最小限の力ではなく、たくさんの動きを使うために筋力の作用は増えてしまいます
筋力の作用が増えてしまうと筋肉は短縮して硬くなります
短縮した筋肉の反対の作用のある筋肉はどうなると思いますか
膝を曲げる筋肉が硬くなると
膝を伸ばす筋肉は引っ張られます
筋肉が引っ張られている期間が長くなると筋力低下してしまう可能性が高く、膝の筋力はバランスが悪くなります
さらに
膝を伸ばす筋肉には骨盤を前傾させる筋肉もありますから、骨盤を前傾させる筋力も低下してしまい骨盤後傾がなかなか改善しにくくもなります
…これが正しくない歩行が続いてしまうことで生じる可能性のある問題です
大人と同じ歩行は「7歳」で可能になるといわれています
ではこの7歳で正しく歩行を覚えていなかったら
内股で歩く事を覚えてしまったり
地面の蹴り出しをしない歩行だったり
歩行はみんな独学で覚えます
しかも7歳で大人と同じように歩けるということは歩行を覚える7年間がとても重要だと思います
正しい歩き方を知っているか全く知らないかでは今後のスポーツに対する考え方やパフォーマンスも変わります
走るのが苦手な小学生の低学年の患者さんが正しい走り方を覚えてもらうだけでリレーの選手になったりします
まだまだ筋肉の使い方が解らない状態で足の速い子、遅い子は決まりませんよ
身体の使い方が上手な子は足も速いですし
身体の使い方が解らなければ運動が苦手です
このようにスポーツに興味も出てくる7歳までに正しい歩行を学べたらスポーツが苦手なお子さんも減るんじゃないかなと思っています
歩く事よりも走る事はさらに複雑になるので正しい歩行は全ての基礎になります
スポーツのほとんどが重力下のもとで行われるので正しく歩けるということは基礎がしっかりとしているのと同じです
どのスポーツも『基礎が奥義』といわれるように基礎がしっかりとしていないとパフォーマンスが上がらなくなります
スポーツの基礎の基礎としても、今後の人生の負担を減らす事も正しい歩行からは出来てきますのでみなさんも歩行について少し考えてみてください
…みんなで正しい歩行にします
なんて本やメディアでも良く目にしますが、骨盤が一人一人違う偏位をするように一人一人歩行は違います
だから一人一人に合うようなエクササイズやストレッチにする必要があるんです
ここが難しいところなんですが、正しい歩行がみんなで出来るように何か出来ることがあれば良いな〜と思う院長です
レオン治療院では全ての原因と現在の歩行、正しい歩行をお伝えできますがそれではごく狭い範囲ですよね
院長には何が出来るかをペルセウス座流星群を眺めながら考えようと思ったのですが…
雲多い
↑昨日の朝の海ですが昨日から雲が多い
せっかくペルセウス座流星群なのに
今日も差し入れをいただきました
いろんな種類のお煎餅が入っているので楽しみながら食べれるし美味しいし
いつもありがとうございます
別の患者さんからもシュークリームのようなお菓子をいただいたのですが…
写真を撮るのを忘れてしまったので明日載せさせてください
すいません
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