朝夕は寒かったり昼は暑かったりで調節が難しい
明日は最高気温が27°
暑すぎる
気温の変化に負けないように体調管理もしっかりしましょうね
今回のブログは
『なぜ仙腸関節は動かないのか？』
骨盤の真ん中にある仙腸関節はなぜ関節なのに動かないんですか？
クライアントの方にも個人差があり仙腸関節が動く方も動きが少ない方もいるのでよく解らなくなってしまいました…
とヨガのインストラクターの方からのご質問をいただきました
一応動くのですが動きが乏しいんです
なぜ仙腸関節は動かないのか？
ご説明します
仙腸関節は↓
仙骨耳状面(せんこつじじょうめん)と
腸骨耳状面(ちょうこつじじょうめん)により構成されている関節です
↑のようにかなり入り組んでる作りになっていること
青 後仙腸靭帯 こうせんちょうじんたい
赤 骨間仙腸靭帯 こっかんせんちょうじんたい
緑 前仙腸靭帯
前仙腸靭帯は仙骨の前にあります
これらの靭帯でかなりがっちりと固定されていること
仙腸関節を動かす筋肉がないこと
なので仙腸関節は動きがとても乏しいんです
骨盤や股関節の動きと連動して前屈や後屈が出来ますがかなり少ない可動域です
靭帯の結合が低下していると回旋が多くなるという文献もあるし、全く動かないという文献もあります
総合的に考えて院長は5°前後可動性があると考えていますが
こういった理由で動きません
が、クライアントの方には動く方と動かない方がいらっしゃるんですよね？
動きやすい方は出産経験のある女性ではないでしょうか？
と、いうのも出産準備ではリラキシンという恥骨結合を離開させるホルモンが出ます
これは恥骨結合だけに働くわけではなく全身の靭帯へ弛緩するよう働きかけてしまうんです
産後腱鞘炎になった…
恥骨の痛みがなかなか改善しない…
骨盤が後ろに傾いた…
などの症状にはリラキシンが関係しています
骨盤を後傾させることが出産では安産になります
恥骨離開が大きくなるので
この骨盤後傾が産後に戻っていなかったら？
仙腸関節に付着する靭帯は常に引っ張られるような力によりしっかりと固定されなくなります
固定されていないので可動性が高くなり動きやすくなってしまいますね
これが原因で腰痛になる方もいらっしゃいます
仙腸関節の動きが少ない方は問題ないですが、動きが大きくなっている方は骨盤のアライメントを改善して仙腸関節の安定が必要かもしれませんね
ヨガで仙腸関節の動きをどう考えるのかは解りませんが、解剖学的・運動学的には仙腸関節はあまり動きません
少しでも参考になれば幸いです
今日も差し入れをいただきました
韓国のお土産のチョコ餅
温かい時期に食べるとチョコも餅も柔らかくて美味しいです
美味しいからって食べ過ぎないようにしなくちゃ
いつもありがとうございます
別の患者さんからは
レモンスカッシュとスタバのエスプレッソ
さらにドーナツまで
こんなにたくさんありがとうございます
絶対にコーヒーとドーナツは合いますからね
いつもありがとうございます
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