平成23年行政書士本試験・講評 | 黒沢レオBlog

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いつも「未来」に驚かされていたい。

メモ平成23年度行政書士本試験受験生の皆様、昨日は本当にお疲れさまでした!!


解答一覧はコチラからご覧いただけますので、まだ答え合わせをしていない方はしてみてください。


解答一覧



難易度等の分析につきましては、また後日詳細は書きますが、


昨日ざっと全ての問題に目を通しました印象としては、法令につきましては昨年度に比べ、明らかに易しいと感じました。(明らかにというのは言いすぎかもしれませんが、難易度としては平成21年度本試験と平成22年度本試験の中間ぐらいのイメージです。)


また、一般知識は標準的な問題でありました。個人情報保護法分野が消費者保護とからめたり、情報公開法との比較をさせる等、多少ひねった問題でしたので、政治経済社会での得点、文章理解での得点が鍵になったかと思います。


早速、記述抜きで180点を超えたという受講生さんからのご報告も何件も受けております。


こういった方は、相当練習を積み重ねた方です。


付け焼刃的な学習では、記述抜きで180点を超えることは不可能です。


そして今回の本試験においては、きちんと取るべき問題を得点できれば、記述抜きで150点程度は確実に取れたレベルであるといっていいでしょう。


択一+多肢で、140~170点ぐらいを得点されている方が今気になっているのは、記述式問題の配点だと思います。


■記述・解答例


問44 即時強制と呼ばれ、行政上の義務違反を前提とせず直接国民の身体又は財産に実力を行使するもの。(45字)

問45 Aの請求に応じてCが代価弁済することと、CがAに対して抵当権消滅請求をすること。(40字)


問46 表見代理の成立を根拠とする代金支払請求又は使用者責任を根拠とする損害賠償請求をすればよい。(45字)



こちらの配点については、もう少し検討をさせていただいた上で


16日(水)19:00~ 新宿エルタワー本校 ※全国のLECに同時中継あり


で講義させていただきます。


新宿エルタワーにご参加された方で、「この答案だと何点ぐらいもらえそうか判断してほしい」という方であれば、時間の許す限り、講義終了後、私がその場で採点させていただきます。


※16日現在での判断となります。また採点基準等、試験センターで発表されていませんので、あくまでLECとしての予想、私が採点するものについては講師としての予想であるということは予めご理解いただければと思います。



■受講生の皆様


昨日は私も解答を出したり、その後の対応に追われバタバタしていたので


受講生の皆様から、たくさんご報告いただきましたが、まだ返信出来ていない状況です。


全て返信いたしますので、今しばらくお待ちください。


記述の答案を採点してほしい方は、出来れば直接私のところまで来てください。


火曜と金曜は、新宿エルタワー本校 19:30~22:00 


土曜日 横浜本校 9:30~15:30


休憩中、授業前後を狙ってきてみてください。宜しくお願いします。