このブログを始めた頃、ショートストーリーの参考にと、
眉村 卓 著 「妻に捧げた1778話」(新潮新書)
という本を購入したのを思い出しました。
一日一話、原稿用紙一枚程度とはいえ、自分にはそれだけのアイデアは出ないだろうと思っていたのですが……なんとかひと月以上続いております。
とはいえ1778日は、何の動機付けも無しにはできないでしょうね。
一話140文字という制限が楽でもあり、案外厳しかったりします。
せめて原稿用紙一枚、四百字あればもう少し設定を具体的に書けるのにな……。
そうか、Twitterではなくココで書けばいいんだ!
というわけでちょっと検討してみます。
というわけで先週も140字Novelに挑戦しましたよ。
https://shindanmaker.com/375517
2/20 お題 『一緒にいた影響』
あなたのマネをして少し頑張っただけなのに、他人に評価してもらえましたよ。
いつもならすぐ弱音を吐いて休んでしまうんですが。
あなたは誰からも評価してもらえませんでしたね。
それなのに朝早くから遅くまで働いて、周囲の人を気に掛けて。
あなたを越えられない自分が歯痒いです、お母さん。
2/21 お題 『きっとそれで正解』
正解は……越後製菓!
「遠足のおやつ代に消費税は含まれる?」
「そりゃそうだろう」
「バナナはおやつ?」
「微妙だな。デザートは昼食の一部と言い張るか」
「みかんは?」
「食前には食べないからデザートだろう」
「おやつも食前には食べない」
「じゃあデザートか」
「つまり、おやつはおやつに含まれない」
2/22 お題 『関白亭主』
またしてもお題がダブったwww
日々書くにつれお題が被ることが多くなってきましたよ。
というわけで、こういう時はお題がダブりそうにないこちらの診断メーカーを使用することにします。
有識者会議にて決定しました。
https://shindanmaker.com/418984
では、仕切り直して。
2/22 お題 すまいるまいるは『猫』と『恋敵』を使って140字SSを書きましょう!
猫の日だからこれでいいか='ω'=
彼は自分を猫だとは知りませんでした。
某国の王であった記憶を残したまま転生してしまったから。
世話をしてくれる女性は近々お后として迎える予定です。
ある日、彼女に続きこの部屋に入ろうとする男が現れました。
王は全力で侵入者を撃退。
狭い領土とはいえ守りきってこその王様ですからね。
2/23 お題 『嫌味なくらい、できたやつ』
「宿題は?」
「全て終えました」
「明日の準備は?」
「整っています」
話には聞いていましたが、ロボットに子育てを任せるとこんなにも手が掛からなくなるのですね。
人が育児をしていた最後の世代である私には不思議でなりません。
なぜ自分は親に対しあんなにも感情をぶつけていたのかが。
2/24 お題 『受け止めてくれるのはあなただけ』
「僕を受け止めてくれるのは母さんだけだよ」
障害を持つ僕が疎外感を感じない時などなかった。
しかし…
「沢山努力して世界が認める人におなりなさい。そうすればあなたを傷つけようとする人からみんなが守ってくれるから」
権威ある賞を手にし、母がピアノを習わせていた理由を僕は今理解した。
2/25 お題 『善意の裏返し』
善意の裏返しは悪意じゃなくて善意だ。自分のためのな。
泥棒ってのは嘘つきの成れの果てなんだ。
詭弁と言われようが、自分で自分を騙せなけりゃ務まる仕事じゃねぇんだぜ。
そして相手の善意がなけりゃ成り立たない。
そう、善意の裏も表も利用し尽くしてやるんだよ。
2/26 お題 『こんなにも愛されている』
命に別状はないとの予備情報だけを与えられ病室で対面した夫は、朝とは全く違う姿でした。
今の彼自身の気持ちを知りたくて、すがる思いで普段は決して見ない夫のSNSを覗いてみる。
そこに綴られていたのは季節毎のイベントと都度の私への思い。
お願い早く回復して。私にありがとうを言わせて。
すまいるまいるのTwitterはこちら→☆
では、また来週 ('-^*)ノ