これもアホー知恵袋で多い質問なのでここに書いておきます。
自分のコピペ用です。
●官僚が好き勝手できるということ
議員さんはさまざまな分野にわたって議論しています。
それこそ犬猫のことから、自衛隊の新しい戦闘機についてまで、多岐にわたります。
それぞれの分野に担当する議員がつくわけですが、議員数が減ると手が回らなくなる分野が出てきます。
誰も議員が担当しない分野は国民の声が届きません。
官僚が自分たちの思うように決められるということになってしまいます。
議員は選挙で選べますが、官僚は選べません。やめさせることもできません。
「脱官僚」と煽ってフィーバーしちゃったマスゴミとそれに乗っかって民主党に投票しちゃった人達が、なぜかそれに反する「議員数削減」でまたフィーバーしちゃっているのに大いに疑問を感じます。
●世襲議員だらけになるということ
これは簡単な話です。
議員数の枠が少なくなってしまうと、選挙地盤のある世襲議員に有利になります。
「世襲議員」を叩いてフィーバーしちゃった・・・(以下略)
●議員の専門性が落ちるということ
議員数が少なくなってしまうと、ひとりの議員が多数の分野を担当しなければならなくなります。
当然勉強時間が割かれます。
そうすると、ひとつの分野に対して専門的な知識を持つ議員さんが少なくなってしまいます。
それの何が問題なのか、
ある専門家が重要なことに気がつき議員に指摘をしたとしても、それが理解されずにスルーされるかもしれません。
例えば、津波の専門家が防災について意見を言っても、防災の専門議員の実力がなかったらそれが無視されるかもしれません。
「議員の無知」を叩いてフィーバーしちゃった・・・(以下略)
●外交力が落ちるということ
中国共産党は党員が8000万人、議席数が3000弱あるそうです。全部ひとつの党です。
中国はこの中の競争で勝ち抜いた人だけが要職につきます。
ある程度のパイがないと、優秀な人が要職に配置されることはありません。
議員数を減らすということは、このパイを減らすということです。
内閣総理大臣がすべての分野において万能なわけではありません。だから何人も担当大臣を任命するのです。
総理大臣だけが優秀でいいわけではありません。有能な大臣を揃えるためにはある程度の議員数が必要です。
とくに、こんな中国共産党みたいな競争の中から選ばれた人と対等に渡り合っていくためには、かなり優秀な人じゃないとやっていけないでしょう。
「日本の議員は海外と比較して無能だ」と言ってフィーバーしちゃった・・・(以下略)