ハイブリッドカーの将来:高級車とタクシー 久留米工業大学ソーラーカーレース部 | おっちゃんのブログ

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新型アコードHVの燃費(その14)

ハイブリッドカーの将来:高級車とタクシー

久留米工業大学ソーラーカーレース部 

ハイブリッドカーには3つの顔があり、それは燃費車、スポーツ車、高級車と思う。


スポーツ車としての顔

ルマンやWECでトヨタのガソリン・ハイブリッド車やアウディのディーゼル・ハイブリッド車が優勝を競っている。F1も来年以降レギュレーションが変更され、ピットレーンは電気で走行する義務が生まれる。ホンダのF1参戦の主因はこれだそうだ。F1でも回生装置が重要な働きをするのも確かである。だが。PWRを下げる事より、はるかに効果があるかと言われればなんとも言えない。時期NSXもハイブリッドであるが、ハイブリッドでなければ高い運動性能を得る事ができないとも言えないので、可能性として、高級車的スポーツカーであると思われる。


燃費車としての顔

次ぎに燃費車としての性格だが、下記のトータルコストから判断すると、ハイブリッドカーが絶対的に優位にあるといい難い。軽自動車のトータルコストはコンパクトカーの75%だし、三菱ミラージュもアクアの約85%である。東南アジアではハイブリッドカーより、軽量ガソリン車の方が売れるではないであろうか。アクアよりもプリウスの方がお買い得という人が多い事が裏付けるように、可能性として、高級車的燃費車として生き残ると思われる。


エコカーのトータルコスト

http://ameblo.jp/renewablenenergy10000/entry-11591232042.html


高級車としての顔

それでは高級車の顔はどうであろうか。海外のハイブリッドがほとんど、燃費より高級車をねらっているように見える。振動も少ないし、音も静か、電気で高級感を演出できる事など長所は多い。回生ブレーキがあるので、アクセルを緩めるだけで、軽いブレーキの代わりになり、車の操作は楽で、一度ハイブリッドカーに乗ると病みつきになる。 ハイブリッドカーはどちらかというと燃費車というより、高級車として生き残るのではないであろうか。


 それからタクシーにプリウスは最適のように思う。通勤にプリウスを使うと、やっと温まったころ、勤務地に着くので、プリウスの弱点である。温まりにくい事が裏目にでてしまいます。ハイブリッドカーの実燃費がカタログ値より、はるかに悪い原因がここにある。しかし、タクシーであると、温まってしまうとプリウスは強いのある。プリウスをバイ・フュ-エルにしてLPGとガソリンどちらも使うタイプが既に走行しているがこれだとすぐに元をとるそうである。プリウスはトランクが小さいのでタクシーに向かないという人もいるが、欠点より長所の方が多いのではないであろうか。


プラグインハイブリッドカーPHV

中国やインドの沢山の人が車を所有するとガソリン価格が高騰すると予測されており、その場合はプラグインハイブリッドカーPHVは目がある。

石油価格が高騰した場合のトータルコスト

http://ameblo.jp/renewablenenergy10000/entry-11336034960.html


電気自動車

アメリカでは日本と違って日産リーフなどの電気自動車が売れているそうである。電気自動車はアメリカみたいに電気料金が極端にさがった場合はセカンドカーやサードカーとすれば生き残れるかもしれない。アメリカの電気料金が石油系エネルギーより、安価なのは将来のエネルギーの形を予感させる。再生可能エネルギーから電気を生み出すのは簡単なので、第三次産業革命のエネルギーの主体再生可能エネルギーが主体になったとき、異常に安価な電気として産業社会を変えるでしょう。恐らく、PHVが増加し、その後電気自動車が増加すると思われる。



 来年2014年の福岡モーターショーに超小型ハイブリッドカー(世界初次世代車)を出展します。学生の部で投票がありますので、超小型ハイブリッドカーに是非投票してください。久留米工大から2台参加していますので間違わないようにお願いします。

アジアンビート投票箱

http://asianbeat.com/ja/award/motor2014/entry.html


HV