篤です。


企業理念のブログへお越しくださいまして、ありがとうございます。



企業の中に数代の経営者がいた場合、


掲げられている企業理念は、通常一つだと思います。



ということは、同じ経営理念に基づいて経営している


というこですよね。



ところが、その経営理念を作った創業者と、


数代後の社長では、全く運営が異なることがあります。



時代が流れるのに従う部分は当然ですが、


従業員への態度が異なることがあるのです。



創業者は「働いてくれてありがとう」の心で接します。



数代後は、「オレが種を蒔いたのが、今の売に上効いているんだ」


「オレがこの会社を大きくしたんだ」という尊大な心で、


従業員に接します。



ここから組織風土の荒廃が始まるのです。



従業員を幸せな気持ちで働かせることができない経営者、


経営者のことが信じられない従業員、


尊大な心、思いあがりは易経でいう「亢竜」です。



おごり高ぶって、落ちて行く竜です。



どうしてこんなことがおきるのでしょうか。



自分という経営者をコントロールできなくなったのです。



なんでもやりたいことが叶ってしまう立場です。


その立場で自制するには、他の力が必要になります。



それが企業理念だったり、


メンターやコーチという存在だったり、


書籍だったりするのです。



そのどの方法もとらずに、知らず知らずのうちに


奢り高ぶっていることはないでしょうか。



自分が経営者として落ちていくだけならいいです。


けれども、経営者が落ちる時には、


必ず企業としても落ちていきます。



企業を永続させるために、定期的に内省してください。


自分のためにも、企業のためにも、社会のためにも


必要だと思います。



最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

娘の塾がやっと今日で終わりました。

すっかり夜更かし癖がついてしまったので、

これから少しづつ戻そうと思っています。

・・といっても私が小さい頃のように、

八時には寝ないだろうなぁ^^;