こんばんは。

魂響書占 たまゆらしょせん 恵理子です。

 

 

引き続き書きたいことがあるので

このタイトルで行きます。

 

 

ネガティブに慣れる(1)息子の入院

 

 

 

 

肺炎で入院した息子。

 

 

入院当日 

夫が席を外した時に

ぽそっと息子が私に言いました。

 

 

「もし 俺が倒れた時に母さんがいたら 

 今回も母さんが俺の面倒を看たはず。」

 

 

 

私もコレ 考えたのよね。

 

 

もし あと1日ズレていて 

実家に行く前日に息子から連絡が来ていたら

私は実家には行かず

別居宅から息子の元へ行っただろうなって。

 

 

 

私が八王子の実家に着いたその日に

息子から体調不良の電話があったこと

 

両親のままならぬ様子から 

私は実家にとどまった方がいいと思ったこと

 

夫が翌日から会社が休みだったこと

 

 

色々な状況が重なって 

私はその時 わりとすんなり

「帰らない」

と決めたのだけど

その後 息子から聴いた話で

 

「やっぱり あの時帰らなくて良かった。」

 

と思ったの。

 

 

 

で 今回は息子のことをすべて夫に一任。

 

 

夫は会社が休みになった途端

息子は高熱で吐きまくり

年末年始 混んでいる病院にかけこみ

その上 家の大掃除もしていたらしい。

 

 

2日は自分の実家で

姉夫婦も一緒に恒例のお正月のお祝いをして

でも 熱がある息子がやはり心配だったのでしょう

すぐに帰宅したみたい。

 

 

入院前日の夜

息子は熱も下がり 

うどんも食べられて安堵したのもつかの間

夜中に再び40度を超える熱が出て全部嘔吐。

 

朝 夫が息子の様子を見に行った時は

惨憺たる有様だったよう。

 

 

その日出かけるはずだった予定をキャンセルして

息子を病院に連れて行き 

入院決定。

 

 

病院で入院手続きを済ませ

 

…た所で 私が病院に到着。

 

 

その時

夫はほとほと疲れ果てていました。

 

 

 

息子はそんなヘトヘトな夫の後姿を見て

ぽっそり私に言ったの。

 

 

「親父を見直した。」

 

って。

 

 

 

大晦日の夜

病院でもらった薬が切れてしまい

それでも息子は熱が下がらず

夫は同じ成分の入った薬を探しに車で走り回って

隣の市まで行って薬を買ってきてくれたんだって。

 

 

開いているお店を探すのも一苦労だったそうで

そうやって自分のために走り回ってくれた

 

そんな 「親父を見直した」 って。

 

 

 

ぽそっと言っていたけれど

息子はこのことがすごく嬉しかったみたい。

 

 

私の心にも

その言葉は嬉しく響きました。

 

 

 

 

 

 

息子は5歳の時 

夫に「拒絶された」という

強く心に残っている場面がある。

 

 

「パパ 遊ぼう!」

 

と言って

 

「もう少し待ってて」

 

と答えた夫を待っていた息子。

 

 

しばらく待ってもう一度

 

「パパ 遊ぼう!」

 

と声をかけたら

 

「うるさい!あっちに行ってろ!」

 

と言われた。

 

 

親子ではありがちな出来事かもしれない。

 

 

 

でも この時の夫の様子が

恐怖と 怒りと 哀しみと

色々取り混ざった状態で

息子の心に

ずっと深く根付いていたのね。

 

 

 

女の子には甘い夫なので

息子と娘との対応の差は

私の目から見ても明らかだった。

 

 

兄と妹で差がある対応は違うと思ったし

 

「自分はパパにかわいがられていない」

 

と思っている息子の気持ちを

私からも夫に伝え

 

「息子と娘 

 どちらにも同じ態度で接してほしい」

 

と言ったこともある。

 

 

でも この時 夫は

 

「男は厳しく育てる!」

 

と言って 

息子の気持ちも 

私の思いも伝わらず

 

その後 

夫の対応が変わることもなかった。

 

 

 

以来 息子は拒絶されることが嫌で

また あの同じ思いはしたくないと

 

父親には

「言わない」 

「頼まない」 

「自分でやる」

 

という選択をしてきてるのね。

 

 

 

それでも 

やっぱり息子は

 

「父親に自分のことを見てもらいたい」

 

と思っていたんだろうね。

 

 

何度か 夫に

伝えたり 甘えたりをトライしてきたけれど

 

夫は息子を歳相応に 

さらに「男は厳しく!」を上乗せして

自分の信条のまま扱うので

 

息子の「想い」は

子供の頃のまま残っていた…

 

 

これが 私には

2人の「わだかまり」

として見えていたの。

 

 

 

昨年 息子と夫が

取っ組み合いのケンカをした時

 

息子の気持ちがスッキリしたのは

5歳の頃からの想いを

夫に思い切りぶつけられたから!

 

がまず 大きかったと思う。

 

 

怒りと哀しみの感情

 

 

 

傍から見たら

 

「え? そんなこと?」

 

と思うかもしれない些細なこと。

 

 

だけど 

 

何がショックとなるか

深く心に刻まれる出来事となるか

それはひとりひとり 違う

 

 

 

私から見ても

息子は敏感過ぎる所があると感じるけれど

でも それが息子の感覚で息子の想い。

 

自分と違うから といって

それはおかしいとは言えない。

 

 

 

上記の拒絶の出来事も

その時 夫はパソコン作業をしていたから

5歳の息子は

 

「パパは僕よりパソコンの方が大事なんだ」

 

と捉えたのだけれど

 

 

夫の立場からしたら 

作業がうまくいかず イラついた中で

つい 出てしまった言葉

 

だったのかもしれない。

 

 

 

この点を夫に確認したら

 

「そうだったと思う」

 

と言っていた。

 

 

 

お互いに 

なにか思い違いがあって

でも そのまま何も伝え合うことをしないで

 

自分の想いだけを

 

「そうだ!そうに違いない!」

 

と思いこんで

わだかまりになってしまうこと

 

ってあると思う。

 

 

 

とっても小さな出来事で

 

「そんなの大したことないじゃん」

 

と言ったって 本人にとっては

 

「こんなにずっと思っている大したこと」

 

 

そういうこと あると思うんだよね。

 

 

 

とはいえ 

私も元々はスパッとした性質なもので

息子の想いを

 

「へー そーなんだ」

 

で聞き流すこともある。

 

 

同じくスッパリ雄々しい娘も

 

「お兄ちゃん めんどくさ~」

 

とスルー対応多々あり。

 

 

 

拾える時は拾うけど 

捨て去る時もある。

 

 

女はワガママでクールです。

 

 

「母と娘」 と 「父と息子」 は

関係性がまた違うしね。

 

 

「うちの男たち 

 手ぇかかってめんどくさいわー」

 

と言いつつも 

娘と私女連合は

ちょこちょこ夫と息子の間に入りながら

生暖かく見守る態勢でいます。

 

 

 

母と娘のような関係の父と息子というのも

それはそれで気持ち悪いので 

まぁ適当に程よい関係になるといいね

 

と話しながら。

 

 

 

現在 物理的に家族が3カ所

バラバラに住んでいる

(自宅…夫と息子 別居宅…私 祖父母宅…娘)

 

この距離感も

常識的にはよろしくない

ネガティブな状態なのかもしれないけれど

 

我が家は 

今はこれがちょうどいい。

 

 

今は息子が病院だから 

そうか!

 

これで4人全員バラバラなんだね。

 

 

こんな家族形態もあるってことで

OKなんじゃないかな。

 

 

 

家族のバランスも調和の状態も 

各家庭で形はそれぞれ。

 

 

家族それぞれが

 

「それでいいグッド!

 

としていれば 

それでいいんでしょう。

 

 

 

こんな風に思えるようになったのも

やっぱりネガティブに慣れた 

からかもね。

 

 

 

つづく

 

 

ネガティブに慣れる(3)

 

 

 

 

(黄)アールヌーボーカード 34 魚

 

家族関係 調和 向き合う

 

家族のことがテーマとなる時 よく出るカードです

 

特定の誰かと じっくり本音で話し合う必要がある

家族との関係を通して 今までの家のやり方を変える

 

今すぐでなくても そのようなことが必要なようです

 

水の中を それぞれが気持ちよく泳ぐ魚たちのように

時間をかけて 家族の調和の形を見つめていきましょう

 


 

 

(青)エンジェリックウィスパーカード 20  

Leave the Past Behind You 過去を手放しなさい

 

 相違性 多様性 創造性

 

今までにあった悲しみや怒り  失望の出来事を

「私には必要なことだった」と心の糧に出来る時

 

傷ついた 嫌だった 怒った 

と処理してきた中であなたは確かに

相違性や多様性を学んできたはず

 

ネガティブな思いで

過去の出来事を見るのを卒業し

それらで得たことをエネルギーに変えて 

今出来ることを あなたらしい創造性を

存分に発揮していきましょう