こんにちは。
魂響書占 たまゆらしょせん 恵理子です。
雨が降って
なんだかホッとする~
夫といさかいがあった息子から
「もう 死にたい…」
と泣きながら電話があり
話を聴いた私は息子に
「パパに気持ちをぶつけろ!
ケンカしたっていい!怒ってしまえ!」
と言いました。
で 素直な息子は 早速
おやじと取っ組み合いのケンカをしたそうな。
前回のつづき
息子は会社から帰って来た夫を玄関で待ち構え
「俺は生まれてこなければよかったと思ってる」
と口火を切って気持ちを伝えた所
息子の言ったある一言が
夫の琴線に触れたようで
先に手を出したのは夫だったらしい。
ケンカと言っても
殴り合ったわけではなくて
夫がなにやら足技をかけて
息子を倒そうとしたのを
息子はそれをかわしながら応戦していたらしく
まぁ 柔道のような取っ組み合いだったみたい。
ともあれ
今まで 父子で
ケンカをしたことはあったけれど
ここまで激しく
身体でぶつかりあったのは初めてのこと。
怒鳴り合いながら取っ組み合って
その後は落ち着いて2人で話せたんだって。
ここで
息子と夫の状況の経緯を書いておこうね。
少し前から 息子は体調が悪くなっていて
自分の症状をネットで色々調べていたの。
現在 てんかんとパニック障害で
かかっている病院があるけれど
「気になることがあるから
別の病院で検査を受けたい」
と言ってたのね。
私は(そこまでしなくても大丈夫じゃないか)
と思いながらも
息子が自分で決めて
もう予約も入れたという話だったので
「それならその病院に行ってみるといいね」
と息子に任せてたの。
病院で検査を受けた結果
息子が思っていた病気ではなかったけれど
今の精神的な状態からみて
ある治療法を勧められたんだって。
それは60万円する治療法。
息子は医師から説明を聞いた段階で
(金額も高いしなんか違う これはやらないな)
と即 思ったそう。
家に帰って父親に
病院での検査結果と
その治療法のことを説明している途中で
「そんな金はない!」
と急に不機嫌になって怒り出した夫。
息子はその高額治療をやりたいなんて思ってないし
ただ説明の一環で
そういう治療もあると病院で言われた
と伝えただけなのに…。
最後まで自分の話を聴かず
おやじが放ったその言葉と態度を見て
(病気の俺のことより
やっぱり金の方が大事なんだな)
と息子は受け取ったんだよね。
以前からよく
「金がない」と息子に言っていた夫。
息子は体調が悪くて
何カ月も働いていないし
その状況で「金がない」と言われてしまうと
さらに治療費をかけてもらっている身としては
とても苦しい。
バイトをがんばってみたこともあったけれど
どうしても体調が悪くなってしまい
気持ちに身体がついていかない…。
そんなことが何度かあって
「自分がいなければ治療費はかからない」
という思いになっていったのね。
お医者さんが
新しい治療案を出すくらいだったのだから
かなり精神的に追い込まれていたんだろうね。
さらに遡って
今までのあれやこれやの
ネガティブな出来事も自分のせいにして
「自分の存在がなければあのことは起こらなかった」
「そもそも自分は生まれてこなければよかった」
と思うようになり…
この怒りと哀しみの感情が
息子の中でいっぱいになり
もう限界だったのでしょう。
今回 夫の「金がない」の一言が
結果キッカケとなって
息子は夫に思いきりぶつかって
今まで言えなかった思いを
吐き出すことが出来たのです。
つづく
人目 見張る 敵
人の視線を過剰に感じていませんか? または
あなたが誰かや何かを気にして見張っているのかも
相手を敵とみなすと 悪意がわき起こったり
足がすくんで行動に移せないこともあるでしょう
相手や対象を違う視点で見てみましょう
敵と感じているのは心の中だけで
あなた自身の心の怖れと戦っているのかもしれませんよ
怖れ 不安 対する勇気
「怖い」と思うのは 相手が見えていないからでは?
「反対されている」という思いも確証がありますか?
まず 敵・反対者と思っている相手を見定めましょう
疑惑の色眼鏡をはずして 一歩踏み込んで
心から思いを話してみたり その人を見てみましょう
恐れや不安を心から退ければ あなたの気持ちや状況
なにかが変わるでしょう