こんばんは。

 

魂響書占 たまゆらしょせん 恵理子です。

 

 

 

私 以前は

 

「出来ること」が「好きなこと」

 

イコールだと思ってました。

 

 

出来ることを

親や周りの人たちから褒められればなおさらね。

 

 

さらに その出来ることを期待されれば

その期待に応えるよう 努力したり頑張って

「好き」を維持してた。

 

 

向上したり結果が出れば またまた褒められて

 

「私は これが好きなんだ」

 

と その思いは自然に強くなっていって。

 

 

 

 

「家庭的なお嫁さん」を理想としていた夫と

20歳で出会い

私は料理と家事を新たな「好きなこと」に設定。 

 

 

いい嫁 いい妻 になるべくリサーチし

辞典ほどの厚みがある

”おかず大百科”なる料理本を購入。

 

1つずつ新しい料理を覚えるのは

充実感と達成感がありました。

 

 

結婚までの期間が短かったので

祖母と母の料理を直接教えてもらう時間はほとんどなかったけれど

見よう見まねで作ってみたら なんとなく出来て

回数を重ねることで簡単に出来るようになりました。

 

 

結婚と同時に 

お姑さんからはプレゼントで

家事や家計のやりくり情報が

いっぱい詰まった雑誌を毎月定期購読。

 

 

良き嫁 良き妻 

子供が生まれてからは良き母の巷の情報もかき集め

それらに則って結婚生活を送り 

なんの疑いもなく

 

「私は料理や家事が好きだ」 

 

と思ってた。

 

 

ピザを生地から作ってご近所に配ったり

ケーキを1度に2つ焼いてのホームパーティー。

 

お客様に出す料理は全部手作りで。

 

同じ人に同じ料理は出さないよう

ノートに来訪日と作った料理を記録。

 

 

「おもてなし大好き♡」 

「みんな遊びに来てね!」

 

なぁんてよくお客様をお招きしていたの。

 

 

来てくれた人には

 

「美味しい~」

「上手~」

「おうち居心地いい~」

 

なんて喜ばれて 私も嬉しかった。

 

 

 

 

 

それがだんだん 

人をお招きするのが疲れるようになり

4年前の別居直前 

私は台所に立てなくなりました。

 

 

子供たちがいるから 

ご飯を作らなければいけないんだけれど

そんな最低限の気力も湧かないショボーン

 

それでも形だけ無理くり作った料理は

(あぁ もうイヤだドクロ

のエネルギー満載だったんだろうね。

 

 

子供たち やたら残すわ  

食事時になると寝てしまうわ

 

「せっかく無理して作ったのにプンプンむかっ

 

とさらに「作りたくないループ」への悪循環だった。

 

 

最後は声が出ないという身体の変調が起こり

私が家を出る形で別居。

 

 

これね 

 

すべて 心の叫びだったんだと思う。

 

 

 

ねぇ 本当に料理好きなの? 

 

他のことだってそうだよ!

 

もう限界でしょ!?

 

本当の気持ち 言えてないよね!

 

 

っていうとってもわかりやすい

「心の声(本音)出してないよ」サインひらめき電球

 

 

頭の思考で拒絶してると 

心は身体を使って伝えてくる。

 

(病気や怪我も同じ仕組みかと 身体は心の味方ピンクハート)

 

 

そうして 1人になってやっとわかったんだよね。

 

私は料理がそんなに好きじゃなかったって。

 

 

毎日作るのはイヤ。

 

でもまぁ 息子や娘が遊びに来る時は作る。

 

 

「ママ全部作るのイヤだからね」

 

と 息子・娘と1品ずつ一緒に台所に立って作るのが 

今は楽しいのよね。

 

 

「専業主婦は買ってはいけない」

と謎のマイルールで禁止していたお惣菜も

今は美味しくいただく。

 

 

実家に行った時は結構作る。

 

認知症の母が手の込んだ料理を作れなくなり

「料理は嫌い」と言いながら

作って出す私の具だくさんのちゃちゃっと料理を

両親は毎度「久しぶりのご馳走 美味しいー!」

と食べてくれて 嬉しい。

 

 

イヤと嫌いと 

楽しいと美味しいと嬉しいがごちゃまぜ状態。

 

でも 今はそれでいい感じ。

 

 

出来るからって好きとは限らないんだよね。

 

 

だけど

子供が「出来る」ことを

子供が「好き」と言っていると 

親は安心する。

 

期待も出来て それがまた嬉しいし。

 

 

子供の立場 

親の立場 

 

両方やってみてそう思う。

 

 

学校でも評価されるのは 

好きかどうかじゃなくて

出来るかどうかだもの。

 

それに 

出来ないと好きって言っちゃいけない

ようにも思うしね。

 

 

私もそうだったけれど

 

「出来ること」

はわかっていても 

 

「好きなこと」

ってよくわからないまま生きていた。

 

 

 

 

 

最近「自分は何が好きかわからない」

という声を聞いたり

ネットでもそのような記事をよく見ます。

 

 

私はカードリーディングの鑑定前に

初めての方には「好きなこと」

を必ず記入していただくようにしていて

 

ここで 

「うーん 好きなこと…?」

と手を止められる方

結構いらっしゃる。

 

 

私が別居を機に 

「出来ること」と「好きなこと」が

違うのに気づいて行ったのと同じように

 

問題と思えることが起こって 

立ち止まれた今

 

自分の本当の「好き」に気づきたい!

思い出して!

 

と心が叫んでいるように

カードを通して感じるのね。

 

 

 

実際 本音や涙がぽろぽろこぼれ落ちるし

みんな自分で全部わかってる。

 

それに まだ 

本当の「好き」の世界に触れていない

ってこともあるもんね。

 

 

 

私が初めてタロットカードに触れたのは

今から10年前。

 

 

そこからしばらくブランクがあって 

 

「カードリーディングって楽しい!

 やっていきたい!」

 

って感じたのはつい6年前だから。

 

 

これは学校や会社では

決して触れられない世界だった。

 

 

 

それに時間が経つと

「好き」も変わるかもしれないし 

変わっていいと思う。

 

 

ただ その時々の「好き」を

自分がしっかり感知して 

その思いに従っていければいいなって。

 

 

 

「好き」の点と点は

心を揺さぶるような

「大好き」の線につながっている

 

って信じてます。

 

 

「出来る」ことで 

「好き」を決めつけないように。

 

 

まだ見ぬ知らない世界に

たくさん触れられたらいいですね。

 

 

 

 

(緑)パワーオブフラワーカード 29 Fuchsia フクシア

 

大切な想い 好きなこと 子供時代 成し遂げる

 

あなたの心にはずっと 

大切にしてきた想いがありますね

 

子供の頃好きだったことや

感動した経験が端を発しているようです

 

その想いをしっかり見つめ 

すくい取ろうとする限り

必ずサポートはあるでしょう

 

様々な状況に流されそうになったり 

足元がおぼつかなくなったりすることがあっても 

自分の意志を信じましょう

 

荒波に感じるその状況さえも 

あなたを精神的に強くし

あなたが新しい世界へ向かうための

サポートなのですから

 

 

~ たまゆら占いより ~