ここしばらく
どうもまとわりつく言葉があって。
それが 「機嫌」
上機嫌
不機嫌
同じ機嫌という言葉なのに
前につく言葉で
まったく反対の意味になる。
面白いなぁと思って調べてみたら
「機嫌」って元は仏教用語なのね。
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機嫌［きげん］…そしり嫌われない戒律があった
機嫌は「譏嫌」と書き、仏教語でした。
譏嫌とは、譏は「そしる」、
嫌は「きらう」という意味ですから、
他人をそしりきらうこと、
世の人たちが嫌悪することをいいました。
世の人たちから
そしり嫌われないために制定されたそうです。
人が不愉快に思うことはしない、という戒律でしょう。
「譏嫌を護（と）る」という語句も仏典にあります。
他人のそしり嫌うことをしないという意味で、
現在用いられている
「機嫌をとる」と同じだということです。
仏教語が一般に使われ、
気分とか心持ちの意味に変化していきました。
以上 こちら より抜粋
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機嫌って
良的なイメージの言葉として捉えていたので
どうして”嫌”の字を使うんだろう？
と不思議に思っていたのだけど
へぇーなるほど
人から不愉快に思われないように
人に嫌われないようにすること
人の機嫌を護（と）ることで
自分を護っていたんだね。
だったのね。
話戻って
ここ最近まとわりついていたのは
「不機嫌」の方で。
人が不機嫌になる
私が不機嫌になる
この両方がＧＷ中に何度かあって
モヤモヤモヤ…
でも 今回
私が不機嫌になった時
同時にスッキリする自分も感じたの。
前々から
機嫌が悪い人を見るとハラハラした
不機嫌な状況の中にいるのがいたたまれなかった
その場をなんとかしなくちゃ！と焦った
だから 自分は不機嫌にならないようにしてた
それって
不機嫌でいることをダメなこと
としていたからなんだよね。
私が今回
不機嫌になったのは母。
母は不機嫌な私の様を
不愉快に思っただろうけれど
私は自分の気持ちを正直に母に出せたから
スッキリ！
母も散々ぶちまけていたけれど
後を引かず。
ケンカして
不機嫌になって
言い合いもして
後で落ち着いた時
あれ？
でも 不機嫌になれるって
もしかして
いいことなんじゃない？
自分を思うまま出せるって
その人を信頼してないと出来ないもんね
とふと思った。
母に対して
私は不機嫌になっても大丈夫！
という思いがあった。
私は母に遠慮しなかったし
同じく 母も
私にまったく遠慮なしだったから。
だとすると…
私に不機嫌になったあの人も
不機嫌を見せたあの人も
私に遠慮せず
私のことを信頼してくれていたのか
という思いになりました。
それから 今までの
「不機嫌」な場面を色々思い出し…
不機嫌な人
不機嫌な状況
嫌で苦手だったなあ
ハラハラドキドキして
すごく怖かったんだもの
だけど
不機嫌でいる＝信頼している
と捉えたら
不機嫌になったことも
なられたことも
不機嫌な状況も
それでもいいか なことになった。
誰彼かまわず不機嫌でいい
とは言わないけれど
不機嫌になれる人がいる
というのは
安心して ほっこりすることだな
と思ったんだよね。
母の日
息子と娘からカーネーションとお菓子が
これにはご機嫌になった私(*^▽^*)
息子と娘には
人の機嫌を護る私をたくさん見せてきたけれど
「自分の機嫌を大切にしていいよ」
「不機嫌になっても大丈夫だよ」
ってこれからは言ってあげよう
人間関係 見つめる 鏡
好き 嫌い
今 気になっている人はいますか？
どんな感情が湧くにせよ その人はあなたに
自分の姿を見せてくれる 鏡の存在です
これまでは避けてきたかもしれない
または ただ感情的になるだけで
その時はわからなかったことに気づき
しっかり見つめられる時なのです
今までスルーしてきたことに対して
本心を素直に伝えましょう
相手の人に誠実に対応すると 絆が深まり
人間関係も大きく変化していくでしょう
財産 学び 得られる 豊かさ
あなたはたくさんの贈り物を受け取っています
あなたの目の前に現れたという時点で
それはギフトなのです
好みではない
思っているのとは 色が違う 形が違う
そんな思いもあるかもしれません
ギフトを目の前にして それをどう感じるか
心の器を豊かに拡げる機会でもありますね