こんばんは。
魂響書占 たまゆらしょせん えりこです。
前回の記事
あれはあれで終わりのはずだったのだけど
昨日ね 続きの出来事が起きっちゃって
世界から 愛猫す~ちゃんが消えました
週末 高2の娘と一緒に泊まりに来ていた
す~ちゃん
いつも窓から外をじ~っと眺めて
私が窓やシャッターを開け閉めする時
すきあらば
脱出を図っていた 脱走魔す~ちゃん
「す~ちゃん ちょっと行ってくるねー」
まったり窓際で座っているす~ちゃんに
いつものように声をかけ
夕方 娘と私は買い物へ。
。 。 。
。 。
。
「す~ちゃん ただいまー」
1時間半後 家に戻ったら
キッチンの格子窓が10センチほど開いていて
「す~ちゃんが いない」
昨日は暑かったから
窓のサッシに両側ともつっかえをして網戸にしてた。
す~ちゃんの力では開かないように試したはず
…なのに こじ開けて 脱走
今までは 脱走してもすぐにわかったので
近所でまもなく捕獲できてた。
遠くまで行ってしまったことなどなかったし
「あ~ またどこか近くで寝そべってるんだろうな」
と思惑通り それで済んでいた。
でも昨日は 娘と2人近所を探したけど
姿が見えない…
範囲を広げて探したけれど やっぱりいない…
昨日お風呂に入れて そうだ 首輪も外したまま…
焦ってきた
「自転車で向こうの方 まわってみる!」
「じゃ ママは畑の方 見てみる!」
娘は自転車をかっ飛ばし
私は 今まで入ったことがない裏の畑へ
初めて足を踏み入れた。
この時 すでに18時頃。
「なんであの窓のカギ ちゃんと閉めなかったんだろう」
「もうすぐ暗くなっちゃう 探せなくなっちゃう」
「す~ちゃん 見つからなかったらどうしよう」
初めて歩くよそ様の畑の道を
自分に怒りながら 自分を責めながら
心配と不安におしつぶされそうになりながら
広い畑の隅々まで
目をこらしながら進んだ。
そして
「あー これ そうだ!
ためされてる!心配しないってことだ!」
と思ってからは
ふかふかのす~ちゃんを抱っこしてるイメージ
いつものように
娘がす~ちゃんを自転車のカゴに入れて
「ママ またね~(^_-)☆」
って 2人で帰るところのイメージだけ
考えるようにした。
ビニールハウスに畑のご主人がいらしたので
「飼い猫が外に出てしまって探しているんです。
首輪を外してしまってて…
すみません この辺りを探させてもらってもいいですか?」
と言うと す~ちゃんの特徴を聞かれ
神社へ続く森の方を指差して
「よく猫が裏の方歩いてるよ。あっちの方 見てごらん。」
と教えてくださった。
お礼を言って 裏道を通り
木々の間を抜けて神社まで行ってみた。
ずっと前から
「この道 どこにどう続いてるのかなぁ」
って気になってたけど
こんなことで 確認することになるなんて。
神社で 娘と遭遇。
お互い遠くから「いない」って 大きく手を横に振り合う。
「まあるいこもれび キレイだねー」
昨日は 娘と
ほんわか柔らかい気持ちでいたこの同じ場所に
今日は こんな思いでいるなんて。
だけど
「これ ためされているんだと思う。
す~ちゃんは絶対みつかるって信じようね!」
と私が言うと 娘も
「うん! す~ちゃんが見つからないはずないもん!」
「神さまに頼んでいこう!」
お財布持って出なかったので
今は神さま お賽銭なくてごめんなさい
いつもより長く 2人で手を合わせた。
。 。 。
。 。
。
もし す~ちゃんが見つからなかったら…
娘は どんな思いで今日帰る?
私は きっと夜 眠れない
危うくハッキリ浮かびそうになるイメージを
ぷるぷる頭から降り落とすように消しながら
あちこち探したけれど
す~ちゃん どこにもいない…
辺りが薄暗くなってきて 娘と2人
畑を前にボーゼンとしかけた時
向こうの方で さっきの畑のご主人が
私たちを手招きしてるのが見えました。
「うちの納屋に猫が1匹入ってるんだよ。
三毛でしょ? 黒と茶と白の。 見てみて。」
娘と2人 同時につぶやいてた。
「どうか その子がす~ちゃんでありますように…」
。 。 。
。 。
。
祈りながらのぞいた納屋にいたのは
畑の土にまみれ 黒と茶とこげ茶になった
す~ちゃん!!!
「見つかってよかったねー」
笑顔で見送ってくださった
畑のご主人とご家族の方に何度も何度も
お礼を言いました。
「よかった ほんと よかった」
探してる時は 一粒の涙も見せなかった娘が
もうね 泣きじゃくってた。
私も さっきイメージしたふかふかのす~ちゃんが
実際に 私の腕の中にいることが
本当に本当に 嬉しくて嬉しくて
涙が 出た。
思いがけず体感することになった
「世界から猫(愛猫す~ちゃん)が消えたなら」
そんなこと 考えられない
こんなに苦しくなるもん
イヤ ダメ ありえない
いるってだけで
もう本当になにもいらない
心がギューッと締めつけられた後の
ふわ~っとゆるんだ ふかふかの嬉しさ
小説で読んだ フーカフーカ 命
ほんと もうほかになんにもいらない
そう思えました。
後でね 娘が言ってました。
「人に頼れってことだよね。
あのおじさんに話してなかったら
す~ちゃん首輪してなかったし わからなかったもんね。」
「ほんとだね。話してよかった。
ママね さっき のらちゃんにも話しかけちゃってたよ。
そばに寄って来て
ママの足に手をかけてくれた子がいたんだよ。
『す~ちゃんてうちの子がね いなくなっちゃったの。
ママとおねえちゃんがすごくさがしてるから
もし会ったら おねがい! 伝えてね!』って。
本気で話しかけて ヘンな人になってたよ。」
「もしかして 茶色い子じゃない?
その子うちも会ったよ。 手にさわってきてね
『す~ちゃんに伝えて!』ってうちも頼んだんだよ!」
もう必死でね 真剣でね
2人して ヘンな親子だったみたい^^;
ほかにもね
す~ちゃん行方不明の この約1時間半
探しまわった間にお互いに感じたこと
娘と色々話しました。
不安な気持ちに引き込まれず
信じること 人に頼ること
その大切さをまた改めて
ガツン!と思い知った出来事
そして まだ行動してないので
詳しくは言えないけれど
今までなんとなく思っていた
これまでに私がした間違いを
はっきりと自分で認めることになった出来事でした。
探してる最中に思った
「どんなに怒ってひっかかれても かみつかれたっていい!
万年おこりんぼ そのまんまでいい!
す~ちゃん 戻ってきて!!」
という私の願いを
す~ちゃんはしっかり聞き入れて
遠くまで行ってしまって 怖いのもあったのでしょう
興奮状態で お風呂でシャワーを浴びながら散々大暴れ
再び 黒・茶・白 元の三毛になって
「ママ またね~(^_-)☆」
娘と2人 イメージ通りに自転車で帰って行きました。
「ほんと よかった」
「いてくれるだけでいい」
見るたび思う 嬉しい傷
みんな みんな
本当は そういう存在なんですね
この傷だらけの腕を見ながら
今日 神さま 仏さまに お礼参りしてきました(。-人-。)
紫5 Obstacles & Challenges 障害と難題
飛び越える サポート 恐怖心の制御
谷底に小さく見える川 高所にかかる壊れた橋
あなたは 緊張極まる恐怖の場所で
向こう側へ飛ぼうとしている状況と勇気がある
ことを応援の気持ちと共に指し示すカードです
この時 高い!怖い!どうしよう…と動揺せず
私は飛ぶぞ! と覚悟を固める気持ちでいると
多くのサポートを得られます
難しいと感じることに取り組む前に
まずは心を静め 呼吸を整えましょう