先日 友人が久しぶりに電話をくれました。
葉山に住んでいる彼女の声を聞いていたら
ふと 数日前 母と話をした
鎌倉鶴岡八幡宮の蓮の花が思い浮かび
とっさに
私
「ねぇＹちゃん
私 八幡様の蓮を見たい。」
Yちゃん
「蓮の花は午後はしぼんじゃうよ。
朝じゃなきゃ。」
私
「じゃ 朝見たい。
Ｙちゃんのお家に泊まらせてくれる？」
ってお願いしてました^^
後で聞いたら
Ｙちゃんもこの日
「草むしりしてたら
急にえりちゃんに電話したくなった」
そうで。
そんな直感で動く私たち２人が会う時は
こんな感じで
事が直前に決まることがほとんどなのです。
後日 Ｙちゃんの家に泊めていただき
翌日 鶴ケ岡八幡宮の蓮池へ。
あ～残念 時期が遅かった。
蓮は実がほとんどで
花の見頃は過ぎちゃってました。
実も素敵だけどね
それでも
白とピンクの蓮がちょこちょこっと
美しくお出迎えしてくれまして
彼女とは３年前
で同室となったご縁。
家庭内のことについて
同じテーマで
同じような課題をこなしてきた同志です。
それ以来
半年に１度くらいのペースでこうして会って
お互いの進捗状況を報告し合っていて。
もう「泊まらせて！」とか
突然「今日会える？」とか言える仲で
あれこれ頭で考えず
思うまま楽に話せる在り難い友人の１人です。
この日 蓮池の前で
改めて自分の思いを宣誓し
「これからは私たち
違うやり方で進むんだね。」
と確認。
お互いの健闘を祈りました。
以前の私には
同じような考えで同じような道を進む
「うんうん そうだね」
って同意してくれる友達が多かった。
相手の考えや思いを聞いて
たとえ心の中で
「自分とは違うな」
って思っても 口をつぐんで。
「違うと思う」
なんて言えなかった…。
でも ここ最近は
自分とは違う 考え 進め方 ペース
お互いの違いや思いを屈託なく表明し
尊重し合える友人関係が多くなった気がする。
新たに友達になった人も
関係性がそのように変わった人もいて。
この時もね
Ｙちゃんが言ってくれました。
前に私の家に泊まった時に感じていたことを。
「えりちゃん 私に夕食を作ってくれたよね」
うん それ 覚えてる
「あの時 私はとなりの部屋で待ってて
そしたら
台所からえりちゃんの『はぁ～
』っていう
大きなため息が聞こえてきたの」
えっ!?
それは全然覚えてない
「あー無理してるなーって思った」って。
ご飯を作ってくれたのは嬉しかったけれど
無理はして欲しくなかったって。
外にご飯食べに行ってもいいのに
と思ったし その時もそう言ったって。
でも
「大丈夫～(^^)v」
って言ってたらしいです 私^^;
よく覚えてないんだけど。
私には
【家にお招きした人には手作りでごちそうする】
っていう自分で勝手に決めた
マイルールがありました。
新婚当初なんて
毎週のように誰かをお招きして
同じ人に 同じメニューが重ならないように
ノートにその都度作った料理をメモってたりしてね。
実家の母からも
「家に来た人はおなかいっぱいにして帰すこと」
って小さい頃からよく聞いていたし
お客さんに色んな料理を作るのも
振舞うのも見ていたし。
結婚してから
スーパーのお惣菜は
買ってはいけないものとして
ピザを生地から作っては
ご近所に配ったりもしてた。
作ろうと思えば
そうやって作れるのだけど
本当は私
楽しんで作るほど
お料理好きではありません。
その証拠に
１人暮らしになったら
ほぼ作らなくなったし^^;
子供たちが一緒の時は
キッチンに一緒に立って
なにか１品作ってもらってる。
（私はお料理好きだ）と思い込み
自分からがんばりやさんしてた時
周りの人たちに
きっとＹちゃんと同じ思いをさせていたと思う。
「はぁ～」
って大きなため息ついたり
ふとした表情で。
我慢や無理をしてることさえ
自分では気づかずに。
作った料理にも
そのため息のようなエネルギーが
入っちゃってただろうな。
そういえば子供たちも
野菜たっぷり品数も多かった以前の食事時
「ご飯だよ」って呼んでも来なかったり
残すことがあったけれど
一緒にご飯を作らされて
簡単で 買って来たお惣菜も乗る
今の食卓の方が嬉しそうで完食だわ。
それに 以前の私なら
Ｙちゃんにこんな風に言われたら
素直に受け取れなかったと思う。
でもね 今は嬉しい。
本音を伝えてくれて。
私も
「うん 確かにあの時は私 無理してたよね」
と言えて。
「もうがんばらないよ」
って言ったら
「わかってる」
って笑ってた(*^^*)
そのＹちゃんの笑顔がまた嬉しくて
私の小さな変化を感じ取って
良い所は褒め
気になる所はまっすぐに伝えてくれる
そして
いつもあたたかい心配りを忘れない
Ｙちゃん
優しい気持ちと
ズバリの本音をどうもありがとう
またの報告会を楽しみにしてまぁす
夜通しだね やっぱり^^
あぶく ふくらんで ぱちんとわれて
ふつふつと湧き上がる思いは 変わっていく
ひとつひとつ どれもがわたし
大切なわたし
あなたも持っている 大切なわたし
どれと どれが 出会うかな
両手でそっと すくえたらいいね
お互いの個性の違いを認め合いましょう
この地球上にはたくさんの人がいて
１人１人がすべて
ただ”ひとり”の素晴らしい存在です
ふつふつと沸き立ち消えるあぶくのように
１人の人間の考えも姿形も変化し続けるもの
こんな瞬間のあなたと
あんな瞬間のあの人が出会うのも
その時の素晴らしい ご縁
自分自身 あの人自身
それぞれの独自性や独創性を
同じように認め 大切にしましょう
