今日はちょっと衝撃的なお題。
『あなたは友達をひっぱたいたこと ありますか？』
男の子は友達とのケンカで
まぁ そんなことの１度や２度
きっと経験あるでしょうね。
お聞きしたいのは 女性に です。
先日 息子から電話がありました。
「さや（妹）が友達とケンカして
友達をひっぱたいたって言ってる
」
と。
驚きと動揺 両方こもった声で
でも 詳細がわからず
兄として心配しているようでした。
私も一瞬 びっくりしましたが
「いや でも ありえる話だな」
と昔あった娘の武勇伝あれこれを思い出しました。
息子の４歳下の娘は
持って生まれた気丈の強さに加え
常に兄と兄の男友達と行動を共にしていたため
木登りや虫集めは当たり前。
ご近所の方々からも一目置かれるほど
それはそれはたくましい女の子
として成長しました
幼稚園では年少の時 先生との面談で
こんなこと言われたりしてね。
「お嬢さんは正義感が強く
年長さんの男の子にもまったく臆せず
くってかかります。
ズルこみなど絶対にゆるさないですね！」 とか
「このクラスを仕切ってくれてます！」 とか
「たくましくて見ていて気持ちいいです！」 などなど。
お褒めの言葉は嬉しく頂戴しましたが
「う～ん 女の子なんですけど…」
と苦笑いした母です。
ある日 幼稚園にあやを迎えに行った時
年中さんの女の子４，５人だったでしょうか
私はぐるっと周りを取り囲まれ
「ねえねえ おばちゃん あの子のお母さん？
あの子さー いつもなまいきなんだよねー」
って 文句言われたことも。
髪ふり乱して走りまわる娘は
そんなこと全く気にせず
幼稚園生活を謳歌満喫しておりました。
近所のみんなで遊んでいた時は
お兄ちゃんが友達に泣かされたのを見て
娘が飛びかかり その男の子（もちろん年上）
を泣かしてしまったこともあります。
兄は「誰かに泣かされてないだろうか」と心配し
妹は「誰かを泣かしてないだろうか」と心配。
兄妹の性質が逆だったら…
と何度思ったことでしょう。
そんな娘なので
「友達をひっぱたく」もなきにしもあらずかな
と思ったのですね。
あとで娘に直接話を聞いたのですが
ケンカしたのは本当だけど
「仲直りの証拠」ということで
友達とひっぱたき合ったのだそうです。
それも
「じゃ お互いに本気で納得するまでね！」
と 十数発ほっぺをビンタしたんだとか。
ひえ～～
「最後はね パーン
てすっごくいい音したんだよ。」
って 本人
からから笑いながら言ってましたけど。
相手の友達は娘といい勝負の強気の女の子で
幼稚園からずっと一緒の子。
お互いの気性をよく知ってます。
ですが今 中３の彼女たち。
こんなケンカや仲直りの仕方ができるのも
そろそろタイムリミットでしょうね
私も１０代の頃 娘同様
やっぱり気持ちはハッキリしていたので
友達とケンカした思い出があります。
さすがに友達をひっぱたいたことはないけど(^_^;)
悔し涙にくれながら帰ったその場面
今でもよーく覚えてます。
そのことを１０年ほど経った後に
「そうそう あの時ケンカしたっけね～」
って 懐かしく微笑ましく
その子と笑い合いました(^O^)
そんな思い出話もしながら
娘に言いました。
「普通 お母さんはケンカはやめなさい
って言うのかもしれないけど
ママはどんどんやれーって思う。
お互いに納得してのひっぱたき合いなら
それも結構。きっといい思い出になるよ。
そんなケンカは大人になるとできなくなるからね。
本音や感情を出し合える友達がいてよかったね。
娘はうなづきながら聞いていて
ケンカして ムカついて
でも ひっぱたき合って
「すっきりしたあ
」
って言ってました。
大人もこんな風に出来たら
ストレスもわだかまりも溜まらないのでしょうね。
大人には出来ない解決法を実行している娘たちに
アッパレ
の意を送りつつ
「でも２人ともかわいい女の子なんだから
ケガしないようにね」
って 一応注意もしておきましたが(^-^)
さてさて 息子は…
そんな私たち母娘の会話を横で聞いていて
「お 女って こえ～～～
」
って 大いにビビッてましたけど。
実は私 娘が大きくなるにつれて
娘の本質である
ハッキリ
強気な部分が
薄れていくように感じてました。
それは
「空気を読める」とか
「丸くなる」とか
「穏やかに」とかいう
世間的には”よいこと”なのかもしれませんが
本当は残念に思っていたのです。
私自身の生き様と重なるので。
だから 娘に言いました。
「周りと調和すること そのために我慢することが
もちろん必要な時があるけれど
本当の自分をずっと抑え続けてしまうと
ママみたいにいつか爆発しちゃう時が来るよ。
小さい時から持っていた
本当の気持ちを言葉や態度で示せること
それはとっても素晴らしいところ。
たとえケンカしても
誰かに反対されたとしても
その部分を大切に持ち続けて欲しいな。」
パパとケンカして家を出て
じぃじやばぁばに本音をぶちまけている
今の私の言葉に娘はえらく納得してました。
友達とひっぱたき合う！
と自分で決めた 娘。
この話を聴いて
正直 嬉しかったんです 私。
自分の本心を大切にすること
どんな選択も自分ですれば後悔しないこと
これからも色々な経験から学んで欲しいな
と思います
そのままのあなたを大切に
心のままに ありのままに在る時
あなたは光り輝いています
どんな感情でも 思いでも
自分自身を 自分の気持ちを 大切にしましょう
そのままのあなたを認めれば
自然と花が開くようにハートもゆるむでしょう
ハートは輝くまま ここにあります
あなたの真性の光を見つめてみてくださいね