こんにちは。 eriko です。
前回 ”不安”について書きましたが
私はずっと
「不安があるのが当たり前」
という考えだったように思います。
子供の頃から
父に相談して得られるアドバイスは
「失敗しないように」
「間違わないように」
という先に”望まない状況”を設定した上での
安全な回避策でした。
私は従順にその案を選択し
おかげで大きな失敗や間違いなく
道を歩んで来られたと思っています。
挫折のない順調な人生を
もちろん 親がまず望んでいた訳ですが
あまりに順調に進んでいた私が
両親は逆に 不安だったようです。
「こんなに何事もなく進むなんて
後で悪いことがドッと起こらなければいいが…」
と。
なので １０年前
息子が学校に行けなくなったのと
夫の浮気が重なった時
意外にも両親は安心したんです。
「何事も無さ過ぎて
ずっと eriko のことが心配だった。
良かった。そのくらいのことで済んで。」
と言って。
両親は誰かが重い病気になったり
もっと悪いことを考えていたみたいなので。
私は過保護なほどに護られて
安心しているつもりでしたが
それは 心配や不安前提の安心感。
どこかで いつも
「不安」を感じていた気がします。
なので
私が親から受取ったそのままの形で
思い方や考え方を子供たちに受け継がなくていい
違うと感じる所は変えていこう
と思っています。
息子と娘に言わせると
「じぃじとばぁばはすごい心配性」
それが愛情で
また孫だから さらに過剰になっている
ということを２人共ちゃんとわかっていて
嬉しくも思いながら
「なにもそこまで…」
と思うことがあると言ってます。
心配・不安は”ないもの”を数えること
過去に失ったもの
今 失いそうなもの
欲しいけれど 無いもの
未来にそうなったら困る状態
手に入らないかもと思うもの
そのような欠けている状態
不足なことを考えていると
どんどん心配 不安になり
気持ちは落ちていくばかり
（心配や不安な状態にならないように）
と いつも構えている状態。
緊張して力が入ってしまいます。
このことに 私は長年 気づけませんでした。
「力が入っていない時 最大限の力が出る」
と聞きました。
力を抜こう とするよりも
あるものを数えて豊かさを感じ
安心して感謝すればよいのでしょう
よく見れば ”あるもの”
たくさんあるんですよね。
幸せだな 嬉しいな
と感謝の気持ちになれること
不安の１点にとらわれていると
広い視野で見られないので
意識を ”あるもの” には持って行けません。
自己啓発の本などで
何度もそのような同じ言葉を見たり
メモったりしていましたが
結局 その点 腑に落ちてなかった。
体感型の私は
自分なりの経験を通して
落とし込むのがいいみたい。
そして その体験は
失敗や挫折からがわかりやすい。
私は子供の頃
失敗や挫折を避ける選択をしがちだったけれど
子供たちには若いうちに
どんどん失敗し 挫折を味わって欲しいです。
そして
自分なりに 考えたり気づいたりしながら
”あるもの”を
感謝の気持ちで数えて
それをまた力として
自分が持つ力を伸び伸び発揮して欲しい。
私自身もそうありたいです。
空と雲が今日もキレイ
それも いま「ある」幸せ o(^▽^)o
「ある」を知りましょう
この器があなたの心の器だとするならば
いつも常に器を満たそうという力が
自然に限りなく働いているのです
もし不満や不足を感じてしまうなら
器の中に既に「ある」ものではなく
まだ落ちてこ「ない」ものや
外にこぼれてしまった「ない」を見ているから
とはいえ 今の悩みや気がかりは心苦しいですね
でもそんな時こそ「ある」を見つめてみてください
心の豊かさが
現実の豊かさにつながっていきますよ
豊かさ 満足 充足
あなたはつい「ない」に目を向けてしまいがち
なのかもしれませんね でも実は「あり」ますよ
ご飯が食べられた 家がある 洋服もある
日常で「ある」を数えてみてください
すると今まで気づかなかった
「ある」にも気づけます
また 謙遜や遠慮で「ある」を拒否しないように
褒め言葉や手助けを「ありがとう」と受け取りましょう
素直な感謝や笑顔はさらに「ある」を見せてくれますよ
