前回
自分を信じ 人を信じ
身に起こる出来事を信じることが出来た時
何も怖いものはない という安心感に包まれた
という思いをお話しました。
今日は その根っこにあると思えることを
お話したいと思います。
私は ”気づきのセミナー” で
「何も怖いものはないという安心感」
を初めて感じた と思いましたが
この感じ どこかで懐かしいとも思っていました。
遠く 子供の頃に感じたような…
そう きっと
おじいちゃん おばあちゃんとの思い出の中のこと。
私とちょうど ６０歳違いのおばあちゃん
２歳年上の兄と ６０歳違いのおじいちゃん
２人はとても信仰心が厚く 朝晩欠かさず
神棚に手を合わせ 仏壇にお経をあげるのが日課でした。
全部は覚えてないけれど お経の一節が
２人の声で今も思い出されます。
月に１回 どこに行っていたのかは知りませんが
２人は揃って「神様に行ってくる」と出かけ
帰りにお供物をいただいてくるのが常でした。
そのお供物は
白とピンク色が組み合わさった模様の落雁のようなお菓子。
甘いもの大好きな私は
いつも そのお供物を楽しみにしていました
ひとつのお供物を家族７人で分けるので
ほんのちょっっぴりしか食べられなかったけれど(＾＾ゞ
両親は自営で商売をしていて忙しかったので
小さい私たちを外に連れ出す役目はこの祖父母。
行く場所といえば お墓参り 神社 お不動様。
それから今はもうなくなってしまったようですが
百草園という今で言うスーパー銭湯のようなところ。
幼い子供はほとんど来ていなくて
「あら まあ お孫さん
」 なんて言われ
どこへ行っても おじいちゃんおばあちゃん方に
かわいがられましたねo(^-^)o
時間がゆっくり流れていて…
まったりとした思い出です
セミナーを終えて
その日実家に泊まった私は
翌日 両親に「甘え
」て
祖父母との思い出の場所をたどってみることにしました。
まずは氏神様の八幡様。
兄妹全員 お宮参りも七五三も この神社。
家族みんなで お参りに来ました。
夏はこの境内で盆踊り。
祖父母に夜店でおねだりしたり…
通っていた小学校が目の前だったので
帰りに友達と鬼ごっこをしたり かくれんぼもしたっけ。
周囲の様子はかなり変わっていたけれど
お宮は変わっていませんでした。
なんだか 時間だけが過ぎてしまったみたい。
懐かしい
次は高幡のお不動様へ。
その頃 この五重塔はなかったけど
毎年だるまさんを買いに
祖父母とだるま市に来てました
祖父母は
お不動様の前でたかれている煙を両手ですくい
「頭が良くなりますように」
「丈夫で育ちますように」
と言いながら
小さな私の頭や体をなぞってくれました。
今は裏手の小山に
八十八体のお地蔵様が配置され
四国霊場八十八ヶ所巡りをかたどった
こんなコースが出来ていて
両親と歩いてみました
八十八体 お１人お１人
すべてのお地蔵様に手を合わせながら
帽子を目深に被っているお地蔵様は
目が見えるように直したりして
ぐるっと山を巡りました。
そんな祖父母も両親も
私たち子供に信仰心を強制することは
一度もありませんでした。
でも私は神様や仏様に
自然と手を合わせるようになりました。
神様仏様はいつも見守っていてくださる
と信じています。
今は亡き祖父母には
「明日お天気にしてください
」
なんてお願いしちゃう時もありますが(^o^;)
大概聞き届けてくださるので
自称「晴れ女」って言ってます
子供の頃から少しずつ培われたこれらの思いは
セミナーの時に感じた
安心感で包まれたあたたかい気持ち
ときっと同じです。
神仏を心から信じ 感謝する気持ちが
自分を信じ そして人や出来事も信じられる気持ちに
そして 感謝へとつながっているのだなと感じます。
祖父母との思い出を振り返り
目の前の両親を見て
私も自分の子供達に言って教えるのではなく
ただ手を合わせる姿を見せていればいいんだ
と思いました。
（- 人 -)
パワーオブフラワーカード １３ Buttercup キンポウゲ
子供らしさ 和み 守護 安心感
子供はとても自分の心に正直
安心安全を感じる和やかな場所を好みます
子供のように自分に素直でいられる拠り所にいましょう
それは信頼する誰かのそばかもしれないし
またあなた自身が誰かの拠り所となる存在かもしれません
子供たちが安心して集まる様な穏やかで大らかな心
ユーモアに富んでいて静かな笑顔にあふれた見守りの心
今あなたが意識すべきはそのような心であるようです
～ たまゆら占いより ～
