福岡県陸軍墓地の慰霊祭に行ってきました。 | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
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 昨日の日曜日、福岡県陸軍墓地の慰霊祭に参加してきました。

 この慰霊祭を主催しているのは、福岡県郷友連盟の方々で前日の雨の中のテント張りと協力の陸上自衛隊の隊員の方々の草刈作業は本当に頭が下がります。

 前日とはうって変わって快晴の空の下、170名ほどの列席者を集めて厳かにかつ盛大に行われました。

 いままでは90名ほどの参加だったのに、今回は福岡県郷友連盟の吉田会長と稲葉事務局長が積極的にいろんな団体に顔を出して郷友連盟のアピールをしてこられました。そのため保守の間で郷友連盟の認知度が高まり、さらにフェイスブック等のSNSを使った情宣活動も功を奏し、たくさんの参加者を数えることができました。

 会に先立ち、11基の巨大な慰霊碑の後ろが開けられました。

 私もそのお手伝いをさせていただいたのですが、カギを開け、重い石の扉を開くとそこにはたくさんの骨壺が入っていました。

 これらは、もう身寄りのない英霊の方々の遺骨だそうです。

 昨日のような秋晴れのすがすがしい空気に触れ、そしてたくさんの慰霊祭参加者の方をご覧になった英霊の方々もさぞかしお喜びになったことでしょう。

 私も私の仲間と共に、慰霊祭で詩吟と語りの奏上をさせていただきました。

 題名は「嗚呼硫黄島」で、俳優の岩城朋子さんが硫黄島の生き残りの老人が英霊の方々にしゃべりかけるという設定で作った語りと吉田城世上席師範らの吟道光世流の方々が物語の中で吟じていただく「構成吟」を企画させていただきました。 

 92歳の生き残りのご老人やご遺族の方々も涙を流しながら聞いていただけました。

 20分ほどの上演でしたが、その間風が強まり、神式の儀式台の上に置いてあるものがパタパタと倒れたりして、存在をお示しになるほど英霊の方々がとても喜んでおられたように感じました。

 このように英霊の方々とともに日曜日の午前中を過ごさせていただきました。

 郷友連盟とは昔でいう在郷軍人会ですが、福岡県の場合は吉田会長や稲葉事務局長がとても社交的で気さくな方々なので、元自衛隊出身者だけでなく、普通の人もその会に入っており、いろんな自衛隊の活動の宣伝や、英霊の雪辱を果たす活動を積極的にされています。

 年に三回は自衛隊の部隊への研修をされており、11月17日は芦野の航空自衛隊の基地に航空ショーを見に行くようになっております。

 福岡県郷友連盟で検索すればホームページが見れますので、興味のある方は是非ご覧ください。

 他の件にも郷友連盟はあるのですが、福岡ほど活発にそして一般人を積極的に巻き込んで活動しているところはないと思います。

 もし、他県の郷友連盟の関係者がこれをご覧になっていたら、ぜひ福岡県郷友連盟にお聞きになると会員拡大や活動の活発化についていろいろとお話が聞けると思います。

 ネット上だけの保守活動ではなく、ぜひ自分の足で汗を流す実働をされることをぜひおすすめします。

 そうすれば、英霊の方々がとても身近に感じることができ、その活動をする人たちと共に気持ちの良い空間と時間を共有できます。

 福岡県にお住いのかたはぜひ私のお問い合わせください。ご紹介しますよ。

 それ以外の地域の方でも郷友連盟や日本会議などの活動をお勧めします。

 左巻きは、お金を使って動員をかけそれをうまくマスコミに書かせて自分たちの意見が多数派だという印象を与えています。

 消費税の導入に関しても、これだけ左巻きそして保守系のブログ等で反対していますが、世論調査では過半数の国民が消費税導入に理解を示しているのが事実です。

 TPPや消費税導入くらいで日本は沈没しません。
 
 日本に天皇陛下がおわす限り日本という国家は堂々と世界の真ん中に位置するでしょう。

 伊勢神宮の神様のお引越しの行事もたくさんの人たちに見守られながら無事終了しました。

 今年の伊勢神宮へ行かれた方々の数はたくさん多く、私の周りの人も数十人がお伊勢参りに行かれていました。

 このように日本はまだまだ捨てたものではありません。

 ネット上で隣の国のあほらしさを嘆くのもいいですが、それは自分にとってなんの良い事も起きません。

 それならば行事に「参加」という行動をしましょう。

 できればそのお世話役をすることをお勧めします。新しい出会い、新しい発見、そして何よりも心の平安をみつけることができます。

 昭和24年は伊勢神宮の遷宮の年でしたが、戦後間もないということで28年に昭和天皇陛下が変更されたことは以前書きました。

 その時に、戦禍にあい、その日の生活もままならなかった全国の日本国民から必要額を上回る浄財が寄せられたそうです。

 現在伊勢神宮にある東山魁夷先生の絵画もその時に先生が寄贈されたもので、そのほかにもたくさんのいろんな画家による作品が寄せられ、それを売却して費用に充ててくださいとのお申し出だったそうです。

 しかし、それ以上に国民が伊勢神宮に寄せる思いが強く、すべての費用が国民からの寄付で賄うことができ、それらの絵画を売らなくても遷宮費用が賄えたそうです。

 どんなに日教組が日本人の心に手を突っ込んで改造しようとしても、日本人のDNAのなかに確かに組み込まれた日本人としての遺伝子はしっかりと存在しています。
 
 お伊勢様には今年は行けませんでしたが、福岡県陸軍墓地に眠る一万有余のご遺骨と英霊の方々の心に添うことができました。

 きっと天照大神様もわかっていただけると思っています。