日本解体を目指す民主党政府は現在自分たちの意見の裏付けにするために「皇室制度に関する有識者ヒアリングを踏まえた論点整理」パブリックコメントを募集しています。
これは、大多数の国民に知らせないで一部の勢力の動員をして、自分たちの思いどうりになるような世論の裏付けなるものを作ろうとしています。
つまり、女性宮家の創設です。
今まで皇室は女尊男卑、つまり女性は皇室に入れますが、男性は皇室には入れてもらえませんでした。これは、万世一系の皇統を守るための古代から連綿と続いてきた伝統・慣習です。
ところがこれは現在科学的に根拠のあるものと証明されています。男系で受け継がれてきた染色体は変わることがないということです。
つまり、第125代であられる今上陛下は初代の神武天皇と同じ染色体を持つ「貴種」そのものなのです。
血が繋がっていることは、その遺伝子の中に代々込められた思いも一緒に引き継いでおられるといいうことです。それが原型に近い形で2000年以上も続いているお方が中心におられる国は世界中どこにもありません。
天皇陛下は日本国を統治していません。権威の根源としてそこにおわしますのです。
大日本帝国憲法でも、日本国憲法でも天皇陛下は国民に命令できません。法律のどこにも天皇陛下の命令に従えということも書いてありません。
でも、ほとんどの国民は天皇陛下のお言葉をありがたく想い、尊重します。陛下も大御心(おおみごころ)をもって、国民を大御宝(おおみたから)として慈しみ、民の平安を毎日皇祖皇宗にお祈りされています。そこには一切の私心が存在せず、その皇祖皇宗とつながっている血脈がその祈りをさらに有効なものにしています。
私の周りには霊感を持った方がたくさんいらっしゃいます。ほとんどが女性であり、男性はそこまで霊感の強い方はいません。でも、ご先祖様とつながっている血が濃ければ濃いほど、その想いは伝わるのではないかと思うようになりました。
古代から、神の声を聞くのは女性(巫女)でしたが、その声を神の声と判断する(審神(さには))するのは、男性でした。その審神者は本当に神の声かどうかを確かめるためには、血の濃さが必要とされたのではないでしょうか。
私たちのDNAの中には、ご先祖様から連綿と引き継いできている遺伝子情報が満載です。それが整理されて入った状態の方が取り出しやすのではないでしょうか?
それは伊勢神宮の遷宮を見てもわかります。20年ごとに新しい建物に変わりますが、その様式・大きさなどは創建当時と寸分違わないものが現在に続いています。天皇陛下を伊勢神宮といえども建物に例えるのは不敬極まりないと思いますが、こう書いたほうが皆さんにはわかりやすいと思いあえて書きました。
だから、どの世界でも血統を大切にしてきたのです。そして我日本では、それ以上に男系によってそれを引き継いでいるのだと思います。だからどこの国よりも強く皇祖皇宗とのつながりがあるのです。
そのため、天皇になられると私心を捨て去らなければなりません。そうしないとご先祖様の声が聞こえなくなるからです。それが日本の天皇陛下であり、それゆえに尊い存在であらせられるのです。
それを破壊しようという勢力が歴然と存在し、それが現在残念ながら国政を担っています。
その売国奴政権が皇室に関して「パブリックコメント」を求めているのです。それもこそっと。
知っている人は知っていますが、知らない人は全く知らないこのパブリックコメントは、締切が12月10日までです。
詳細は、内閣官房皇室典範改正準備室 03-3581-4584 です。
ぜひ、お問い合わせやHPでご確認の後にご意見を多数送付しましょう。
私のこれに関する意見を下記に述べます。
1.女性宮家の創設には大反対です。皇室に血が混じるおそれがあります。
いままで、日本の歴史で皇室に男性を入れたことはありません。どうして私たちの代でそれをしなければならないのでしょう?天皇陛下の祈りの力を削ぐものとして絶対反対します。
2.女性後続は婚姻後は皇族の身分を保持する必要はないと思います。
身分を存続させることは、その配偶者(外国人のケースあります)が皇族になることも考えられます。
3.女性後続を国家公務員にする案など有識者ヒアリングにも提唱されていないことは言語道断です。
4.尊称保持に関しては、皇室関係者には敬意を払うのが当然なのでいいと思います。
5.旧皇族の男子の方々を養子として皇室に入れるか、旧皇族を皇族として復活させることが望ましいと思っています。皇統をこの方法で今まで守ってきました。
皇室のことを下々である私たしがとやかく言う事では本来ありません。だから、この問題に関し書くつもりはなかったのですが、でもこのまま黙っていたら、とんでもないことになりかねません。あえて不敬を犯します。
それも皇室を思ってのこととお許しください。