希望に満ちた歌。

先日終えたコンサートのこと、
ブログであまり多くを語っていませんでしたが
それには理由があって、
本番頑張りすぎて！？翌日はぐったり風邪をぶり返していたことと
色々と感じるものが沢山あって
うまく言葉にできなかったのです。。。

私は、感じることが大き過ぎると
自分の胸の中だけで
じっくりそのことと向き合う傾向にあるみたいです。。。

勿論、衝動的にダーっとブログに書いたり
人に話したりすることもあるのですが。。

少し時間が経った今、
どうしても伝えたかったことを、ここに書いておきます。

今回のコンサートで歌った曲、
私にとっては本当に素晴らしい出会いでした。

ある日突然、歌のレッスン中に
演出家の福原麻衣さんが教室に来てオーディションして下さり
（その時初めて私の声を聴いたのだと思うのですが）
後日、発表された私の担当曲。

ミュージカル『Beautiful Game』より
『GOD'S OWN COUNTRY』

大好きなAndrew Lloyd Webberの作品でした。
この曲の美しいメロディーに
福原麻衣さんが
とても素晴らしい日本語の歌詞をつけて下さいました。

今までこんなにも言葉ひとつひとつを心から感じ
「丁寧に伝えたい」と、強く願いながら歌った曲は
正直、私の中にはなかったかもしれません。。。

歌を歌うことの意味を
ほんの少し感じられた
大切な一曲になりました。


『GOD'S OWN COUNTRY』

私たちが住む　あなたのつくった国
大地も山も　緑も空も

痛みも　悲しみも
全てあなたが授けたもの
心擦り切れ　疲れ果てても
光が導いてくれた
恐れるもの何もないと

泥も埃も　瓦礫さえも
全て生きる希望に変えて

新しい歌を歌って
無くした歴史を取り戻そう

私たちが住む　海に浮かぶ小さな島
この土地に生まれ　この地に還る
美しい苦難の国

でもどうか焦らないで

ひとりひとりが見つめ合って
知恵ある心　携えよう

苦難がまた襲ってきても
信じよう　あなたと共にいると

太陽がある限り
この地が栄えますように

新しい命のために