ここ数か月、読者様やクライアントさまから
「夢を叶えるために
ありえない選択しました～♪」
ってご報告をいただきますが
「うんうん、ほんと、あり得ないよね～」
と思えるものもあれば、鑑定を受けてくださった方の
ご報告で、これまでの
経緯などを知ってる場合は
「う～ん。それは、まだ【あり得る範囲】だし
【たまにやってたこと】なんじゃないかなぁ・・・」
というものもあります。
あと、たま～に
夢をかなえたいとか、何か状況を改善したいわけでも
ないのに「ありえない選択がわかりません」
って言ってくる人いますけど
そういう場合は、別に「ありえない選択」わざわざしなくって
いいですからね！！！
「あり得ない選択」をするのは
☆今の不本意な状況を変えたいとき
☆今の自分から脱皮して新しい自分に生まれ変わりたいとき
☆夢をかなえたいのに、なかなか状況が好転しないとき
☆同じような問題で何度もイヤな目にあってるとき
です。普通に楽しく暮らせてて
夢もかなってるし、今の幸せを噛みしめたい人は
「ありえない選択」はしなくていいので
お間違いなくですよ～
「あり得ない選択」をして状況を変えたいのなら
これ前にも書いたのですが
人間は痛みを避けて生きる本能が
ありますので
自分では「本当のありえない選択」
ってよくわからないと思うのです。
本物の「ありえない選択」だった場合
それをやると決めたとき
必ず躊躇しますし、ある一定期間
最低でも１か月ぐらい、あるいはもっと
ぐずぐず悩むはずです。
誰かに言われたからといって
すんなりやれるものはある意味
「ありえないわけじゃない」ぐらいのものです。
ちなみに、究極のありえない選択は
「あなたが嫌いな人」が
やったり、言ったりしてることを
あなた自身がやること、ちゃんと受け入れること・・・
です。
想像しただけでも無理ですよね？！
でも、どうしても不本意な状況から
脱出できない、うまくいかないときは
もう、ものすごい覚悟でそれをやらないと
いけないなってことは
私の場合はわかるようになりました。
わかるとデキルはまた別物ですけどね！
なのでわたしが今まで大嫌いだと
思ってた人たちのマネを
ここ３年の間に５～６回は
がんばってトライしました。
ちなみにわたしが頑張ってる
ありえない選択は（めっちゃ苦手なので今でも挑戦中なのです）
１）自立するのをやめる＝親や人から自立できない人を
心から軽蔑していた。
２）いい加減でダメな人間になる＝自分がちゃんとやってることを
ちゃんとやらない人が大嫌い。
３）自分のこだわりを捨てる＝自分のこだわりとは違う考え方、ものは
受け入れたくなかった。
４）悪口を言ってきた人と同じ視点でモノを考えてみる。
＝悪口言われるのは嫌いだし、悪口いうヤツの考え方なんて
理解しなくていいと思っていた。
の４つです。
わたしはこれまでの生き方のなかで
「白か黒か！」「イエスかノーか」「ゼロか１億か」
みたいな極端なところがありまして
Ｎｏだったり、黒だったりゼロが許せなかったのでした。
なのでいつも誰かと何かと戦ってたように思います。
同時に、わたしの敵は
「優柔不断な人」「自立できてない人」
「自分の意見がない人」「状況に応じて自分の立ち位置とかを
ころころ変える人」 だったので
その人たちと同じように
人に甘えたり、人に依存したり
ＡもいいしＢもいいよね、あ、やっぱりＤにする！
っていう発言や行動をすることは
自分にとっては死ぬほどイヤなことでした。
自分というものをしっかりと持ち
自分のこだわりに忠実に生き
自分が正しいと思ってることは何があっても貫く。
ことが理想であり、好きな生き方でした。
ただ、そういう性格が災いして
物事がうまくいきかけたときに
「戦いモード」に突入するため
せっかく大切に築き上げてきたものを
台無しにするようなところがありました。
もちろん、台無しにして一からやり直すってのも
わたしは得意でして
これからだって、何かを台無しにしたとしたら
やり直しはできると思うのです。
でも、それじゃ、わたし自身の進化はないな・・・
同じような生き方、
自分のこだわりの中だけの正しさを守る。
そういうあり方からはいったん卒業して
違うやり方にトライしてみるのもいいかもな。
ってことで
１）～４）をがんばることにしています。
４）に関しては、どちらかを肯定すれば
必ず反対意見が出てくるという宇宙の原理原則を
これでもかとみせつけられる出来事が
頻発したので
最近、取り入れた「ありえない選択」です。
なので今は
「白が好きだけど、わたしが白を選べば
当然、黒も裏にくっついてんだな」
と理解することにしています。
「白大好き！！！！」
を翻し「白は間違ってた！！黒まんせ～～！！」
にするわけではないのです
そうではなくて、「白大好き！！！黒が裏地についててもね」
という感じですかね。
「両方あって当たり前」という宇宙真理を
ちゃんと受け入れるって感じです。
どの「ありえない選択」も
白か黒か選ばないとダメだ！！！という
こだわりを捨てることが混じってます。
ここまでわたしの場合の「ありえない選択」の話です。
わたしの話はこれぐらいにしておきますが
これは皆さま共通していえることは
本当の本気の「ありえない選択」は
痛くて当たり前です。
そして、その痛みが一瞬ではなく
じわじわかなりの時間続きます。
だって、過去、何十年にもわたって
大切にしてきた価値観を手放すのですから
そんぐらい痛いのは当然ですし
へたしたら無意識のうちに
ラクなほう＝今までの在り方
に戻っており、いつのまにか
元の状況に戻ってるっていうことを
繰り返します。
ちなみに元の自分に戻ったことに
自分では気が付かないかもしれませんが
現実がちゃんと教えてくれます。
「ありえない選択しましたよ？なんで
現実かわってないんですか？」
って人は、無意識に痛みを避けて
いつのまにか元の自分に戻ってるはずなので
そのあたりは、しっかりとチェックしてくださいね。
また「ありえない選択」をしたからこそ
痛みや苦しさが続いてる人は
その調子でがんばって耐えてください！！！
ここ数年、いや、わたしが占い師でブログを
書き始めてから「耐えること」を
読者の皆様に積極的に提案したことなど
過去１度もなかったかもしれません。
でも、これも、ステージアップ＝不本意な生活から
脱出し異次元の素敵ワールドに行くためには
必要な過程だとわかっているし
不本意な現実から抜け出す恰好のタイミングが
今なので、敢えて「耐えろ！！」を推奨いたします
ただ、「耐える」といっても
それはやみくもに我慢をする
というのとちょっと意味合いがちがいます。
ここでいう耐えるは
「恐怖や不安をしっかり感じながら
本格的に価値観の修正をしていくことに時間をかける」
ことです。
時間がかかって当たり前なのに
さっさと痛みから逃れようとしないことです。
たとえば「お金を豊かに循環させるため」
に 「正しいあり得ない選択」をして
貯金を使い果たしたとします。
このとき、お金が無くなった恐怖や怖さをしっかり
感じます。１週間ぐらい、いや１０日ぐらい
怖くて怖くて落ち着きません。
でも恐怖が襲ってくる都度
恐怖を味わうと同時に
ちょっと落ち着いたときにでも
その恐怖をつくってるのは自分の価値観であるから
そこを変えればいいのだ。
という感じで、新しい価値観を植え付けるための
アファメーションを唱えたりします。
「貯金がなくなると収入が入ってこないときや、
何か起こったらどうするの！」
といった恐怖を呼ぶきっかけとなる
「お金はためておかないと貧乏になった時に困る」
という自分の価値観を、もう少し都合のよいものに
変えるという作業をここでやるのです。
そして恐怖を感じなくなるまで
繰り返し繰り返し、新しい価値観で行動することを
トライするのです。
この苦しい時期、
占い師に電話しまくって不安や愚痴を並べても
解決しませんし、それは元の自分に逆戻りしやすいＮＧ行為です。
こういうときにつながる占い師、友人などは
なぜか
あなたの過去の価値観をしっかり持った人ばかりです。
どういうことかというと
あちこちで
貯金を崩したことを責められるわけです。
あなたの不安や恐怖に
反応しているだけのへっぽこ占い師、霊媒師からは
「生霊がついてるからそういうふうになる」
「貯金を崩そうとした時点で貧乏神がついた」
「住む場所が悪いから金運が下がったのだ」
などと意味不明のアドバイスをするとおもいますし
「お祓いに１０万円払いなさい」と言われて
さらに貧乏になるようなことに誘われる可能性もあります。
ですが、この悲惨な現実も
あなたの思考の現実化です。
ありえない選択をしたばかりのときは
あなたの意識の中は過去の価値観が
しっかり根付いているという証拠しか
現実化されません。だからこそこの時期、
ありえない選択をした直後は
現実や人に振り回されずに
「自分」でがんばってみるのです。
期間でいうと最低
１か月ぐらいは頑張ってほしいですね。
そうこうしていると、だんだん、あなたが選択したことに
賛成してくれる人が出てきたり、自分なりに手ごたえというか
「ああ、この方向で合ってるわ」
とわかるようになります。
今年でいうと９月１７日の満月～
自分の選択が間違いでなかったことに
自分で気が付けるような出来事が起こっているはずです。
ただし、それは本当のありえない選択をした場合のみです。
偽物のありえない選択をした場合は
やっぱり同じように悩んだり、傷ついたりしてるかもしれませんが
結局、前と同じことが起こり続けるし
手ごたえどころか
自分で「ありえない選択」で
「決断」したはずなのに
不安から、自分の行動をころころ変えたりします。
今の自分にとって本物の
「ありえない選択」をしたのなら
どんなに苦しくても、そしてどんなに意思の弱い人でも
本物のありえない選択をした人は
「一回ちゃんと決めたんだから」
とその考え方を覆すことなく
自分で自分を律することはできるのです。
そうなのです。
ある意味、正しい「ありえない選択」は
自分でも
それはとっても苦しいけど
そのことを覆そうとはしないはずです。
結果的に、間違った選択なのに
「ありえない選択」だと勘違いして動いた場合は
どうなるのでしょう。
実際の鑑定例ですが
その方は
「彼氏に本音（という名の不平不満）を
ぶつけたけどわかってくれないので別れること」が
「ありえない選択」だとおもって
それを実行したのです。
でも、彼が本気で別れを受け入れた途端
慌てて、不安になり、焦り始め、
また「（間違った）あり得ない選択」で
「彼を許しヨリを戻そう」としました。
よく聞くと、この人は以前から
彼としょっちゅう揉めていたのです。
ひんぱんに彼に不満を伝えて
喧嘩になったり、彼女のほうから
別れを突きつけたり
といったことを何度も繰り返してきたのです。
この人にとってのありえない選択は
「彼氏への不満を封印する」
なので、そのことをお伝えしていたのですが
なぜだか
「本音を言うのがあり得ない選択」と
勘違いされたまま、結果的に彼に捨てられるという
さらなる不本意な環境を自分でつくってしまいました。
この方のそもそもの目標は
「彼からしっかりと愛されること」
なのですから
ありえない選択をするとしたら
「人から愛されるための努力をすること」なのです。
彼への不平不満を本音だと言って
彼に伝えてしまったら
彼女の望みは叶わないし、彼から別れを告げられた
という不本意な形で終わり、
さらにいうと、次の相手がみつかったとしても
また「本音」を勘違いして
不平不満を彼氏にぶつけはじめ
愛されたいのに愛されないということを
繰り返していくでしょう。
ちなみに
「ありえない選択」を間違える人って
自分の「本音」の意味がよくわかってない人が多いです。
本音って「核」にあるものなんですよね。
「核」っていうのは根本的な本能に近い意識のこと。
たとえば
「彼がお金を出してくれないからイヤだ」
は本音ではありません。
この人の本音は「どんな自分でいても愛されたい」「何かを差し出さなくても、無条件で愛されたい」
だったりしますが、
その「本音」に気づけないし
「本音」の対処法がわからないので
相手がしてくれなかったことばっかりに目が向いてしまいます。
自分の本音＝不平不満だとしたら
それをぶつけるだけだったら、そりゃ嫌われますよ。
「どんな状態にいても愛されたい」なら
まずは自分が
自分のすべてを許すこと。
自分で自分をよしよししたり
自分であれダメ、これダメを
禁止したりしないこと。
彼からの、あなたへのひどい仕打ちは
全部、自分が自分にやってきたことです。
だから人にああせろ、こうせろ、いう前に
「自分」にイヤなことするのを
きっぱりやめること。
そういったことにチャレンジするのが
この方にとっては「ありえない選択」です。
彼と別れることが目標ではないはずですから
もう一度冷静に考えて
彼に謝るなりしてヨリを戻す努力をするか
彼からのお別れを受け入れて
自分を大切にすることに専念しながら
次の恋こそ、「どんな自分も愛せる」状態で
次の人と向き合うことを目標に
日々、過ごすしかないと思います。
前にも書きましたがＤＶされたり
モラハラされたりして
今まで彼と別れるのが怖すぎて
何もできず、何も言えず
といった状態の人にとっては
別れること、離れることがあり得ない選択ですよ。
・・・例を出せば出すほど
読む人によっては混乱するかもしれませんね。
でも、混乱するのは
もしかしたら一番やりたくないことを
避けるための「混乱」かもしれません。
こういうことを書いて
「混乱しました」っていう人は
たいてい
やる前からああでもないこうでもない
ってやってもないのに悩む人たちなので
混乱した人こそ、間違ったままでもいいので
混乱する暇あったら
何でもいいから
「ありえない＝やりたくない」ことやってみたら？
って思います。
ありえない選択を間違ったとしても、
その人なりにがんばって
挑戦したわけですから
いつかは間違いに自分で気づけます。
でも、何も行動してないくせに
「この場合は・・・」
「わたしの場合は・・・」
正解を人に求めてからじゃないと動けない人が
一番、この時期、損するし次のステージへの
移行は後回しされちゃう組だと思います。
夢をかなえたい、不本意な状況から抜け出したいのなら
「混乱した」とかいって動かない理由みつけてんじゃないよ！
って思いますし、
間違ってもいいから、何か行動してほしいなとおもいます。
ちなみに間違ってしまったと気づいたら
今からでも十分、正しい「ありえない選択」選べますし
全然、間に合います。
その勇気、ちょっとだけ別のことに使うだけですよ。
わたしも間違ってばかりなので
間違った人へのダメだしではないってことは
理解してくださいね。(動かない人には敢えてダメ出ししております、はい）
どなたさまもどうぞ
素敵な日曜日の夜をお過ごしくださいね。