皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今年で30年目となる宮崎県児湯郡新富町にある黒木さんの自宅の庭に咲く芝桜(シバザクラ)の庭ですが、黒木さんが高齢になったことから維持が難しくなり、今季を最後に庭園の管理を終えることにされたそうです。
【3年前の春に行った時の黒木さんちの芝桜】
このお家のご主人、黒木敏幸さんはご自宅を開放されて、芝桜を見学に来られる方々と気さくにお話をしてくださいますが、元々なぜ敏幸さんが芝桜を植え始めたかと言いますと、奥様が糖尿病の合併症で急に目が見えなくなって、元気がなくなり笑顔をなくしてからだと伺いました。
そこで、敏幸さんは自分で自宅周りの山を切り開いて傾斜をつけ、芝桜をどんどん植えていき、目が見えなくなった奥様にその雰囲気だけでも感じてもらいたいと思って頑張って続けていたら、みんなが見に来るようになって、そのお客さんと話す事によって奥様も笑顔を取り戻されたというのです。
【何度もテレビに取り上げられた黒木さんご夫婦】
【3年前に一緒に撮った黒木さんご夫婦との記念写真】
しかし、敏幸さんも86歳を迎え、その管理も大変だったようで、今年の春を最後に決めたそうです。
H29/4/13付 宮崎日日新聞によると・・・
多くの人に愛されてきた庭園だが、広大な敷地の管理は作業量が膨大。
草むしりや雨で流れた土の補充、苗作りなど年中休む暇もなく、年齢を重ねた敏幸さんにとって楽な任務ではなかったという。
敏幸さんは「ずっと続けたい気持ちはあるが 「笑顔でお客さんを迎えられるうちに管理を終えようと思った」と胸の内を明かす。靖子さんは「毎年春に、たくさんの人が遊びに来てくれることがうれしかった」と振り返る。
【とっても、気さくで明るい黒木さん 本当にお疲れ様でした!】
私は、敏幸さんがこの芝桜を見せたかったのは愛する奥さんのためで、奥さんの笑顔が見たくて、元気にしたくて植え始めたのですから、この新聞記事を読んで、敏幸さんはもう充分目的を果たすことが出来たのではないかと、そう思いました。
実際にお会いして、本当に素敵なご夫婦だな~ と改めて思いました。
まだ間に合えば、皆さんぜひ足を運んでみて下さいね!
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