書霊パワーをみなさまへ💕
書道家の黎香です
亡き父の誕生日だったので
せっかちで短気で優しいお父さんのことを
思い出しています(* ´ ▽ ` *)✨✨✨
平安時代の歌人で
三十六歌仙の一人でもある
壬生忠岑(みぶのただみね)様
という方がいました✨✨✨
そんなに位は高くなかったらしいのですが
歌人としては超一流と認められ
醍醐天皇の命による
日本初の勅撰和歌集「古今和歌集」の
編纂メンバーに大抜擢~(* ゚∀゚)✨✨✨
通常、巻頭歌には
天皇や皇族の方の歌が撰ばれる中
壬生忠岑さんの歌が撰ばれるほどで
古今和歌集の中でも秀逸している
と高い評価を得ていた忠岑さん✨✨✨
そんな
壬生忠岑さんが
父の死を偲んで詠った歌があります(uωu*)✨✨✨
藤衣
はつるる糸はわび人の
涙の玉の緒とぞなりける
(古今和歌集 841番)
喪服からほつれてくる糸は
父を亡くし悲しむ私の涙の玉を集めて綴った
水晶の数珠の緒となってしまったの
という意味の哀傷歌です
なんか~いいですよね~(*ToT)✨✨✨
一粒一粒の涙が水晶になって~お数珠になって~✨✨✨
イベントのときに展示させてもらった作品です
父がすぐそばで見守ってくれています✨✨✨
今日もありがとうございます✨✨✨
書霊パワーをみなさまへ💕
書道家 黎香