京阪電鉄交野市駅から徒歩10分くらいにあります住吉神社。
交野市の中心地的な場所ですが、町並みは、歴史を感じさせる懐かしい感じ。
その中に、住吉神社は穏やかな空気をまとって、地域の住民を守っていました。

創建ははっきりしませんが、元々この地域は山を越えてやって来た物部氏の影響下にあったようで、物部氏の祖になる饒速日命が磐船に乗って、海を渡ってきたと言う伝説にちなんで、海神である住吉大神がこの地で祀られるようになったと言われているそうです。

何で、こんな内陸部なのに住吉神社?と思っていましたが、その謎は解けました。

神仏習合の中、元々は神社内にお寺があって、そこの僧侶がこの神社を守ってきたそうで、歴史的には600年以上あるそうです。 


 恐らくは、この集落が出来たときから、饒速日命が祀られている祠でもあったのが始まりなのでしょう。 

もしそうであれば、1000年を超える歴史がこの神社にはあるのかも知れません。 


ずっとこの集落を守ってきたこちらの神様は、今も代々この地に暮らす人達に大切にされているのがよく分かる素敵な神社でした。