多くの人は目標を掲げて生きているかも知れません。

特に受験生。
学校の受験でも、資格の試験でも、そう言うのを目指して頑張っているのは尊いなと思います。

でも、中には残念な人もいます。

それは、一生懸命にそれを目指しすぎて、いつの間にかそれがゴールになっている人。
ゴールとは終着点。

つまり、そこに到達することばかり考えて、そこに至った後にどうするかが、疎かになってしまったり、そこで息切れをしてしまって先に進めなくなってしまったり。

それでは意味がありません。

目標としていたところは、その後の人生の出発点なのです。

学校入学が目標なら、そこで何を学んでどんな人間になっていくのか、
資格の取得が目標なら、それを取得して何をしていくのか、
その部分があったはずなのです。

そこで、終わりではありません。

人はゴールの先を見て、努力を積み重ねて行くのです。

私は一時、毎日5キロほど走っていたことがあるのですが、正直言うと走るのは得意ではありません。

だから、いつも次の電柱まで頑張ろう。
と言うのを繰り返して5キロを走っていました。

次の電柱まで、、、
それがゴールだ。
そう思いながら、でも、家に帰り着くまでをイメージしているのです。

人生において、家に帰り着くというのは、死ぬときだと思うのです。

そこまでは、走り続けるしかないのです。
当然歩いても良いんですよ。

でも、本当のゴールまで、一歩一歩進んでいくのです。

あなたがゴールと思っていたところに到達したとき、まだ生きているならそこは通過点でしかありません。

そこから、先に何を目指すのか?
そこを見失わないで生きて下さい。