現在、議会の中で29年度予算審議を行っています。
1月25日には「平成29年度当初予算案についての記者発資料」を公表しており、
練馬区のサイトからもご覧になれます。
 
その中で、4月から行われる
保育所保育料改定の増収分等を活用し、

・私立幼稚園の入園料

・認証保育所の保育料への補助の充実
・ひとり親世帯等の保育料軽減を拡充について発表されました。
 
 
まず、私立幼稚園入園料の補助を充実する内容については、
現行4万円の私立幼稚園入園料の補助額を、
園児1人につき1万円、練馬こども園の長時間預かり保育を利用する園児については1人につき2万円増額予定です。


・認証保育所保育料の補助を充実の内容については、
現行の区内在住で、認証保育所で(月160時間以上利用する月ぎめ契約を行っている)保育料を納入した児童の保護者の方に対し行っているもので
0歳児については 20,000円 
1~2歳児については 15,000円 
3歳児以上については 10,000円
の補助をしていますが、これを月額5千円増額予定です。
 

・ひとり親世帯等の保育料軽減を拡充する内容について
ひとり親世帯および障害者世帯について保育所保育料軽減に
係る所得制限を撤廃する予定です。
 
 
 
現在行われている予算委員会を経て、審議の結果にもよりますが
この案が了承されれば、実施となります。
 
 
文教児童青少年委員会等でも保育料増収分については議題となっていましたが、
記者発表資料に記載された案以外に、
保育施設の整備や保育士の処遇改善(宿舎借り上げ支援等)についてはすでに実施されているところですが、更なる充実を図るとしています。
 
 
増収分で新たな補助体制となりますが、
認可保育園の在園児からすれば、保育料が値上げされるだけで還元がないという声も聞かれますが、保育士確保、充実や施設の充実などを行い、「ただの値上げ」だけとならないよう、しっかり目に見える形で納得してもらえるようにしていくべきと思います。
子どもたちが長時間過ごす環境です。
安心して預けられる環境整備にむけ議会の中でもしっかりと声にしていきたいと思います。