近年では子どもたちが受ける予防接種の種類が増え、
時期・回数・ワクチン同士の接種間隔が決まっていて
尚且つ複数のワクチンを接種する場合は、ワクチンごとの接種間隔等に応じて接種しなければならず
しかも予定していた日に体調が悪いとスケジュールがずれるなど
管理が難しく大変だという声をたくさんいただきました。


そこで私は
区議会の中で、
練馬区として予防接種の管理がしやすいように取り組みをすべきと要望して参りました。


予防接種については
もちろん子どもだけではなく高齢者の方が接種するものもあり、
いつ接種したか、そもそも対象なのか等、
接種すべき時期を逃してしまう、接種間違いをしてしまうケースが報告されていたため高齢者の予防接種についても
接種スケジュール管理の負担軽減や接種漏れ・接種間違いを防止するため
『予防接種』を総合的に管理できる取り組みをすべきであると要望してきました。

その活動が実り、
今年4月1日から、防接種サポートシステムの運用を開始しました!
これにより接種期間を逃すことの無いよう管理が可能となると期待しています。


このシステムは被接種者の生年月日等を入力することにより、予防接種スケジュールを自動で作成します。

対象者を高齢者の方まで拡大したもの、接種票の再発行機能があるのですが、このシステムの導入は練馬区が日本初となります!


サポートシステムの主な機能として、

・予防接種スケジュール作成・調整機能
 ➡受けるべき予防接種のスケジュールを作成・管理。
  期限切れや接種間隔、回数変化、接種順番をすべて自動で調整。

・接種票の再発行機能(これが日本初の機能です!)
 ➡接種票をなくされた場合に再発行の手続きができます。

・接種日のメール通知機能
 ➡メール登録者の方にはメールで予防接種の日をお知らせします。

・予防接種や感染症・ウィルスの流行状況のお知らせ
 ➡予防接種に関して知っておきたい情報や最新の情報をお知らせ。
 
(近年、問題になっている感染症やウィルスについて、最新の流行状況などをお知らせします。)

・協力医療機関の検索機能
 ➡協力医療機関を検索でき、加えて休診日も簡単に確認ができます。


いま我が家の娘も予防接種を受けています。
管理が本当に大変なので、早速登録しました!


今後は妊娠期から出産、子育てに関する情報を時代に合わせた形で情報提供が可能となるよう引き続き要望をしていきたいと考えています。
また、すでに要望していますが
共働き家庭が増え、
妊娠届を提出しに行くには仕事を休まなくてはならない
また核家族化が増え代理で提出することが難しいなどの理由から妊娠届の電子化も要望しています。




予防接種の助成についてですが
いまの予防接種の種類には定期と任意とありますが、
任意の予防接種では
中には1万円程する高額なものもあります。

渋谷区では予防接種に対し
ロタウイルスワクチン➡一部助成(1回8,500円を2回まで)
おたふくかぜ➡全額助成
B型肝炎➡全額助成
麻しん風しん(MR)任意予防接種➡全額助成
インフルエンザ➡全額助成

と大変手厚い助成制度となっています。

練馬区においても
経済的理由で接種を断念するといったことにならないように
希望する方には接種できるよう助成制度を導入すべきであると思っています!