本日こういった記事が報道されたようで、問い合わせがたくさん来ています。

記事とは

東京都は、西武グループが運営する遊園地「としまえん」(練馬区)
の敷地など約22ヘクタールについて、買収交渉に乗り出すことを決めた。

 都立公園としての再整備を「都市計画公園・緑地の整備方針」改定案に盛り込む方針で、
16日に公表する。

東日本大震災の発生で都内に帰宅困難者らがあふれたことなどを契機に、
都は防災対策の一環として、東京23区内に公立の大規模公園を新たに確保する必要があると判断した。
複数の都幹部によると、買収費用は数百億円に上る見込みで、西武側も協議に応じる意向という。

 都が買収交渉に乗り出すのは、同園の敷地一帯。
整備方針では、これを重要公園の「練馬城址公園」とし、
新規事業では23区内で最も広い公園となる。
10年以内の都立公園としての事業認可を目標とするが、
今年3月の大震災発生を受け、
都幹部は「優先的な整備が必要。買収は閉園が前提になる」としている。

(2011年9月9日14時33分 読売新聞)

というものです。

記事にもあるように買収には閉園が前提ですが、
閉園するいう報告はないです。



ちなみに、確認したら
「計画」段階では
地権者には伝えていないというもの。

事業化計画については
平成23年から32年度の10年で優先的に事業を進める区域の一つとして、
としまえんがあり、
この10年の間に
「都市計画事業認可の取得」に向けてということで
すぐさま閉園なんてことはなく、
前段でも触れましたが閉園はいつだとか決定していません。
しかも、計画段階では地権者も知らないこともあるとも説明を受けました。


もともと私有地ですが
昭和32年に都市計画決定をしている場所y。
施工は都が行っていくわけですが、
都市計画区園・緑地の整備方針については
事業を進める区域を
都と区市町とでどういう順番で行っていくかを決定していく段階ということ。


ちなみに、
都市計画事業認可取得を目指す中に
豊島園の北側地域の西武が分譲した場所も入っていると確認しました。


事業許可取得ができてはじめて
用地買収、収用をかけられます。
東日本大震災を踏まえ、防災の視点を重視し都として公園緑地の整備を進めるものと説明が。
仮に、整備するとしても相当な時間を要する思います。


11日に発行される区報においても
「都市計画公園・緑地の整備方針の改定案がまとまりました」ということで掲載される予定です。
改定案は9月20日から区民情報ひろば、土木部計画課、東京都緑地景観課、区HPのお知らせ(トップ画面内)でも見れて意見を募集するとしてます。(10/19消印有効まで。詳細は11日の区報かHPを。区報なので区に意見を提出できる方法を中心に記載されますが、東京都にも意見を提出できます。)


としまえんは、
1926年(大正15年)
9月15日 一部開園(3月 遊園地造成に着工)
(※開園披露の園遊会は昭和2年4月29日に催されたが実際には大正15年9月15日に開園しているので、この日を開園記念日としている。)

1927年(昭和2年) 4月29日 全面開園
(としまえんHPより抜粋)
と大変歴史があるわけです!
豊島左近太夫景村の居城跡にあたることから豊島園というそうですが

その名称から豊島区にあると思われがちだけど
実は練馬区にあります!
と過去に何度も言ったことがあるし
「豊島園」というと知名度が高く
ほとんどの人が知っています。
駅名でも豊島園がありますし。

私も子供のころは毎年プールに行ってましたし、
毎年、成人式もとしまえんでやるため
新聞などではジェットコースターに着物姿で乗る記事が掲載されたりもしています。

練馬区のシンボル的存在であるのは
きっと区民の方にとっても同じ思いだと思います。 


日本初のウォーターシュートの写真(区HPより)
http://www.city.nerima.tokyo.jp/jo_kokai/memory/f29.html


私は、政党に所属しておらず無所属ですが
現在、練馬区議会においては民主党・無所属クラブに所属をしております。

現都議会議員には会派を組んでいる民主党の議員もおりますし、
きっと都議からも情報が発信されると思いますが
私自身も地元練馬のことなので
今後もこの件についてわかればまたブログなどでお知らせしたいと思います。