学生のころに見たのですが、記憶が曖昧なので
もう一度見直してみました。



西暦2029年。公安9課特殊捜査部隊はガゼル共和国の新政府との秘密会談に現れたハッカー「人形使い」を追っていた。
何人もの民間人のゴースト(脳髄)をハッキングし、彼らを自在に操る人形使いだったが、
ある時、ひとつの義体に追い込まれる。

公安9課の草薙素子少佐は、凄腕の捜査官だが、自らのアイデンティティーに不安と揺らぎを感じていた。
そして彼女は人形使いへのアクセスを試みるが…


映像、ストーリー展開、アクション、台詞の妙、やはり名作。
記憶により成り立つ人の個、魂の有無、生命体の定義にまで及ぶ深遠なテーマを
スタイリッシュに、心の奥に響くかのように描き出しており
20年以上たった今でも色褪せない映画でした。

少佐とバトーやトグサとの会話が軽口もあってそのぶん信頼関係を感じられて、
ハードボイルドな空気もあり面白い。

あとスラム街の描写は殆んど中国でしたね。
あれから20年たちますが東京にはこんなスラムないでしょ( ・∇・)たぶん。
ブレードランナーのころにイメージされた未来都市そのままな感じ。
そこがまた合うんだなあ。

ラストシーンからイノセンスのあの再会まで繋がる事を思うと少佐に置いていかれてしまったバトーに切なさも。
そして彼女は守護天使に。

さて、実写化までもう少しですが改めて予告編を見ると、



少佐の過去って…いや、そういう話では…。
映像を見てるとイノセンスのハダリも混ざってるみたいですね。
さてどんな改変が為されてるやら( ・∇・)