ハロウィンも終わっちゃいましたけど、Huluで特集やってたので拝見。
奇麗なジョニー・デップですw

スリーピー・ホロウ [DVD]/パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
¥1,543
Amazon.co.jp

自白を重要視するばかりのNY市警。
捜査官、イカボッド・クレーンは科学捜査の重要性を説き、
判事やほかの捜査官から煙たがられていた。

左遷の意味で命じられたのはある連続殺人事件の捜査。
ハドソン川のほとり、森の向こうの小さな村「スリーピー・ホロウ」で起きた、斬首事件だった…。
そこでは首なし騎士の伝説がまことしやかにささやかれていた。

昔のディズニーの中編アニメで見た「イカボード先生の怖い森の夜」と同じ原案の
「スリーピー・ホロウの伝説」が元になっていて、アニメのほうもなかなか怖くて好きでしたがw
こちらは教師のイカボード先生(奇妙な風貌だけど知的で紳士的で歌とダンスの達人)が
ハロウィンの晩に首なし騎士に襲われる話。
名前は同じでしたが、全然違う話になってました。

さすがのティム・バートン。ゴシックで不気味な19世紀ロンドンの雰囲気が素晴らしいです。
斬首事件だけに生首もオンパレードですが、あまり怖くない。
おとぎ話の領域を踏み外さず、怖いけどどこか滑稽。
ジョニー・デップの演じるイカボッド・クレインのキャラがその舞台にみごとにあってて、面白かった!

科学捜査官なので、首なし騎士が「本当にいる」とは途中まで全然思わなかったので、
あれ?文字通りのファンタジーだったの?!とちょっとびっくりしましたが
根本はちゃんとミステリー。原因があり、結果がある。
ファンタジー要素が殺人の道具にすぎないところが新鮮でした。
犯人は途中で分かるようになってますが、犯人の正体が意外でここも面白かった!

ヒロインのカトリーナちゃんもとってもかわいいw
でもクリスティーナ・リッチ当時19歳にしてはちょっとロリ顔です。
アダムズ・ファミリーのウェンズデー役が好きだったので楽しめました。

そして奇麗なジョニー・デップww
若くてかっこよくて美しいんですが、そのうさんくささと、絶妙な弱さは健在です。
決めるとこ決めた後にばたっと気絶するとこがこれぞジョニー・デップで安心しました。

ロックな首なし騎士の素顔も意外と好きです。
現世の土産を冥土にお持ち帰りでちょっと笑ったw

楽しい映画でした!よかったですw

ジョニー・デップといえば来年1月30日公開の「ブラック・スキャンダル」が楽しみです。
なんせベネディクト・カンバーバッチと共演ですからw
こちらは米国最大の汚職事件という実話を基にしたマフィアもの。
髪が後退したジョニデが拝めます。