プラチナデータ DVD スタンダード・エディション/東宝
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先日原作を読んだのですが、おすすめくださったゆぅしでさんから
「映画を見てから原作を読んでねw」とアドバイスをいただいてました。
でも映像作品は基本苦手な私なので、アドバイスに逆らってしまいました…ごめんなさい。

そのせいもありますが、ほぼ原作との比較な感想となります。ご容赦を。

さて、映画版は二宮和也と豊川悦史で話題となっていましたね。

原作とのちがいが多く、かなり驚きました。
特に二重人格の真相。えーーーってなりました。
ニノとトヨエツのかけあいはまた何ともいい空気。
原作では終盤になるまで直接会うことは少ない二人でしたが、
映画版では密会もしたりして、つながりが深くなっています。
一定の距離感と信頼関係がよく出ていました。
その代わりスズランがいなくて・・あの結婚式のシーンが見たかったのに、残念。
そのぶん別の純愛が切なくてよかったんですが…。


犯人の狂気は映画のほうが上ですし、ラストもドラマチック。
そして原作を読んだ時と真逆の感想を感じました。

命の価値は等価値ではない。と思う。
でも人が勝手に選んで捨ててしまっていいものでもない。

原作の神楽の成長、そして最後にたどりついた場所も安堵感があって好きですが。
映画の神楽の気づきと、悲しい覚悟を感じる後姿も切なくて好きです。

どちらも違ってどちらもよかったです。

そしてニノの言うとおりトヨエツはエロかった。
ニノも美しかった。この作品を見て初めてニノが綺麗だと思いました。

原作の感想はこちら。
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