レ・ミゼラブル ブルーレイ [Blu-ray]/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
¥2,037
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予告編もはったところで、感想です。
大好きなヒュー・ジャックマン主演。
歌は後からの吹き替えでなく、実際に演技をしながら歌うという手法。

もうとにかく美しいかっこいいすさまじい!!
みんな素晴らしかった!!

恥ずかしながら原作は少年少女向けのものしか読んだことはなかったのですが
大体のストーリーは頭に入った状態で見ていました。

パンをひとつ盗んだことで19年を罪に服したジャン・バルジャン。
仮釈放されたものの、罪を犯したというバルジャンは仕事も食べ物にもありつけない。
そんな彼を唯一助けてくれたのは、ミリエル司教だった。
優しく食事と寝床をふるまってもらうが、ジャン・バルジャンの目は銀の燭台を見つめていた。
そして再び罪を犯す彼を、ミリエル司教は「これはあなたが生まれ変わった記念の品だ」と
許しを与える。

ジャン・バルジャンは彼の振る舞いに神の存在を思い出す・・・。

それから十数年、貧困者が群がるパリではある女性が理不尽に工場を解雇されようとしていた。

・・・とまああらすじを延々と書いてもしゃーないですがww

ジャン・バルジャンからマドレーヌ市長にあっさりと大出世していたところとか
ストーリー的に気になるところは原作で保管するとして。

あ、これも買ってます。まだ積読ですが

レ・ミゼラブル〈1〉 (岩波文庫)/岩波書店
¥972
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慈悲にあふれるジャン・バルジャンの姿はいつも哀しげで
コゼットに出会え初めてやすらぎを感じるシーンなどとても暖かかったです。

最初から最後までかわいそうだったファンティーヌ・・・。
「夢やぶれて」は圧倒的なパフォーマンス・・・!!!アカデミー賞受賞おめでとう…!!
髪を切られ歯を折られ、体を売り絶望に打ちひしがれ泣き崩れる姿は
痛々しさが溢れてました。ベリーショート似合うけど…!!(違)

コゼットをいじめてたテナルディエ夫妻は昔読んだ児童書でももっと残酷で性質悪い感じだったんですが、ここはコメディに徹したので
憎み切れない泥棒夫婦ができあがってました。見事です。

強迫観念にとらわれたかのようにバルジャンを追うラッセル・クロウのジャベール警部がまたかっこいい。
彼の過去も気になるな。刑務所内で生まれたといっていたので重苦しそうです。
彼のソロのシーンは「足元ーーー!!」と突っ込みたくなるような場所でしたが、
ロック歌手みたいで聞き入っちゃいました。
彼のラストシーンは葛藤がよく表れていて、胸が苦しくなります。

物語後半は、フランスの共和政を歌う若者たちの話になりますが、
美青年だらけでほくほくでした。彼らの願いは力によって排除されますが・・・。
この後半の物語で素晴らしかったのはテナルディエ夫妻の娘のエポニーヌ。
マリウスへの切ない片思いを歌い、彼女は最後にマリウスの幸せを後押しします。
正直コゼットより好きです。
エポニーヌ役のサマンサ・バークス要チェックです。

群集劇にふさわしく、それぞれの登場人物がそれぞれに光っていて、
美しく強く高揚する演技と歌が物語を引き立てていました。

素晴らしかった。




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