ぼくらのひみつ (想像力の文学)/早川書房

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2001年10月12日11時31分から進むことも戻ることもない世界。
一人その世界を出ることもなく出ようという努力もせず、
なんとなくいる主人公。
同じ世界に今日子という女性がふとまぎれこみ、変化が起こるかに見えたが・・・。

ループものは2~3読んだ事がありますが、これは短い。1分。
ルールはかなり曖昧な感じです。

その中で前に一歩進むとは、そんな人生論のようなテーマが滲みでてきました。
最後に主人公が袋に押しつぶされてからが割れたようになるのは驚きました。

結論は読んだ人次第かな。

村上春樹に似たところがあるように思います。
結構面白く読めました。この作家さん、あいそうです。

雅紀オーガニックさん、おすすめありがとうございましたww



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