- 三幕の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/早川書房
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うっすらネタバレしてます。一応注意してください；；
元俳優が友人知人をまねいて催したパーティで、
参加者の神父が突然倒れ、死亡した。
誰が見ても善良で、金銭的にもそれほど豊かでなく家族仲もいいため、
病死とみられていたが、主催者のチャールズはその死を疑問に思っていた。
後日、参加者の一人の医師が同様のパーティで毒殺される。
事件としては平凡ですが、犯人がしかけたトリックが意外。
しかしですが、なんと先日読んだ別作品とほぼ同様の真相だったので
驚きが半減でした・・・。なんかまえも似たようなことがあったな；
面白かったですけどね。
今回のヒロイン、エッグがなんだかんだで可哀そうでした。
年上の素敵な男性に憧れる夢見る若い女性。
両思いなのに、信じきれない哀しさが今回の動機でしたか・・・。
それでもクリスティの中では「ふつう」でした。
私にとってはですけど。
其々の登場人物の性格が結構細やかに描かれていて良かったと思います。
【ポアロシリーズ過去感想】
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