1Q84 BOOK 1/新潮社
¥1,890
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長い積読期間をおいてようやく読み始めました。

マーシャルアーツのインストラクターであり、もう一つ裏の顔をもつ女性「青豆」と
塾の数学教師をしながら、小説を書く男性「天吾」の二人の別々の物語。

青豆は裏の仕事のために高速道路の裏口を使用した時から
なんらかの違和感を感じ始める。
しかし彼女の生活は淡々と続いている。

天吾はある女子高生の書いた「空気さなぎ」という小説の文章を書き直さないかと
知り合いの編集者に打診され、
詐欺に近いと思いながらも運命に引き寄せられるかのように書き、
作者の「ふかえり」と出会う。

二つの全く別の物語が「リトル・ピープル」「さきがけ」「証人会」などのキーワードで
少しずつつながりはじめたところまで。

「何かが起こりそう」「何かが起こっている」というこの独特の空気が
わくわくさせますね。
キャラクターはだいたい「私はこういうもんだし」「わからないところは分からない」
「それはそれでいい」とどこか悟った雰囲気。
これもいつも通り。

あやしげな宗教団体「さきがけ」がなんなのか、
ふかえりは「さきがけ」で何を見たのか。
リトル・ピープルとはなんなのか。
青豆と天吾の物語はつながる時が来るのか。

謎が小出しされて先が気になります。
ハルキワールド「1Q84」続きが楽しみですね…。

余談ですが、ふかえりが「涼宮ハルヒ」の長門有希ちゃんに見えて仕方ないです;;

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