海賊とよばれた男 上/講談社
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本屋大賞受賞、百田尚樹先生による実在したある男の物語。
第二次世界大戦が終結。
石油販売事業の国岡商店店主・国岡鐵造は莫大な借金を抱え
戦後の荒波を後悔することになる。
しかし彼は社員を誰一人解雇せず、給金をも払い続ける。

高潔という言葉がこれほど相応しい人物がいたのか。
序章から泣かされっぱなしです。
国岡鐵造の、そして国岡商店の店員たちの男気が素晴らしすぎる。
まさしく一人はみんなのために、みんなは一人のために。
国民は国のため、国は国民のために。

強烈な反骨精神とともに
広く深い愛国心と忠誠心。かっこよすぎる・・・。
このように生きるのは並大抵ではないですが、
このように生きたい、と心から思います。

上巻では戦後の混乱の中でアメリカと国内の組織との争いと
国岡の人生が描かれています。
時系列を少し変えてるので、序盤から心がわしづかみです。

下巻では世界と本格的に戦っていく様子。
楽しみです…!!



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