ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)/角川書店
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くっはーーーーーー!!(読了後の一息)
というわけで(?)、宮部みゆき先生の長編ファンタジー、
長い積読期間を経てようやく読み始めました。


小学5年生のワタル君が、幻想(ヴィジョン)という異世界に赴き冒険をする・・・
の、ですが。
そこに至るまでの過程がさすが宮部みゆき先生。
リアルで重たい。
幽霊の出るビルと異世界がつながっていることが徐々にわかっていき、
また不思議な転校生のミツルが何らかの形でそれにかかわっているのを知っていく。
それと同時にワタルの周囲が徐々に壊れていくのが予感され、
ついに決定的な言葉が発せられる。

父親の突然の離婚発言でワタルの目の前で家庭が崩壊していくありさまが
息苦しくのしかかってきます。
理路整然と勝手に離婚を決める父親に、正しいってなんだ。と問いかけたい。
他の大人もいい加減にしろよ。特にばーちゃん。
あんた何しに来た。直すふりして崩壊させにきてんのか!(怒)

家族の崩壊って、世界からは軽くとも 本当に重い。

そしてその運命を変えるため。

不思議な転校生のミツルに導かれ、異世界へ!・・・行ったところで上巻終了です。
そして冒頭の大きな一息。

文字通り息をつかせぬ展開の始まりです。
続きが楽しみだー!!


数年前アニメ映画化もしてましたね。

・・・声がどうも・・・うん・・・すみません・・・好みじゃないです・・・。 つかウエンツ下手ですね。
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