【読書】丹生都比売 梨木香歩著【感想】

丹生都比売/梨木 香歩

￥1,575

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天武天皇の皇太子でありながらひそやかに亡くなり、

歴史の隅にこそりと名を置く草壁皇子が主人公。

母持統天皇の哀しみ、大海人皇子（天武天皇）の願い、

不思議な少女キサとの触れ合い、すべてが柔らかい光に満ちて透き通るような小説でした。

物語それ自体もですが目に浮かぶ情景を楽しみたいです。