秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)/米澤 穂信
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小市民を目指す小鳩くんと小佐内さんのシリーズ3巻目。


「そうしたほうがいいから」別々の道を歩み、秋を過ごし冬を越していく二人。

小鳩くんには彼女ができ、小佐内さんは堂島くんの後輩と親密に。

そんななか、連続して放火が起こる。

事件にはぼんやりと夏の誘拐事件の影が…。


連続放火事件にひっそりとからみつく小佐内さんの影。また何か企んでいるんだろうなあ…。

正直、とても楽しみです。なにをやらかすことやらww

大人しくて小柄で、中学生のような外見に狼を潜ませる彼女。

そして彼女に惹かれた瓜野くんは…最初からなんか不憫なことになりそうな気が…。


結局小佐内さんの掌の上で最も上手に踊れるのは小鳩くんなんでしょうね。


小鳩くんは小鳩くんで、恋人のいる生活を「それなりに」楽しんでいますが。

やはりついつい推理してしまう。


さて、彼らはいつまで「小市民」でいられるのか…。

そして、放火魔はいったい。


下巻面白そうです。


【シリーズ過去感想】

 春季限定いちごタルト事件

 夏季限定トロピカルパフェ事件