凶鳥の如き忌むもの (ミステリー・リーグ)/三津田 信三
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刀城言耶は、ある孤島の神社で行われる謎の儀式に参加することになる。

その「鳥人の儀式」で、十数年前に少女一人を残し参加者はすべて消え去ってしまう。


今回の儀式は、その一人生き残った巫女により行われる。

そして儀式は始まり、巫女は消えた。


断崖絶壁に面した部屋で…。


真相は先日読んだある本と一緒でしたが、

そこに至るまでの推理パートが非常に長く感じられ、少々しんどかったです;;

次々に推論が出ては消え出ては消え;;


ホラー要素も「厭魅」や「首無」ほどのおどろおどろしさはなく、

ちょっと物足りなかったですね。


同時収録の短編「天魔の如き…」は、噂の烏先輩が登場。

刀城先生の先輩のやりとりが楽しかったです。そういえば濃いキャラ上手なんですよね;;

ミステリーとしても楽しかったです。