- 凶鳥の如き忌むもの (ミステリー・リーグ)/三津田 信三
- ¥1,995
- Amazon.co.jp
刀城言耶は、ある孤島の神社で行われる謎の儀式に参加することになる。
その「鳥人の儀式」で、十数年前に少女一人を残し参加者はすべて消え去ってしまう。
今回の儀式は、その一人生き残った巫女により行われる。
そして儀式は始まり、巫女は消えた。
断崖絶壁に面した部屋で…。
真相は先日読んだある本と一緒でしたが、
そこに至るまでの推理パートが非常に長く感じられ、少々しんどかったです;;
次々に推論が出ては消え出ては消え;;
ホラー要素も「厭魅」や「首無」ほどのおどろおどろしさはなく、
ちょっと物足りなかったですね。
同時収録の短編「天魔の如き…」は、噂の烏先輩が登場。
刀城先生の先輩のやりとりが楽しかったです。そういえば濃いキャラ上手なんですよね;;
ミステリーとしても楽しかったです。