ゲド戦記 1 影との戦い (ソフトカバー版)/アーシュラ・K. ル・グウィン
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内容(「MARC」データベースより)

魔法使いゲドの生涯とアースシー世界の光と闇を描く壮大な物語の第1巻。
不思議な力を持つ少年ゲドは、真の魔法を学ぶためローク学院に入る。
進歩は早かった。得意になったゲドは、禁じられた呪文を唱えてしまう…。


ジブリ映画にもなりました、ファンタジー第1章。

ページ数はそれほどでもないのですが、中身が濃い。
魔法は万能でなく、
大きな力にはその代償が必ずある。

少年ゲドは、それを身をもって知ることになる。

若い傲慢さ、不安と恐怖、そして真の自信へとつながっていく
心の成長は徐々に心地よくなっていきます。

少年時代の自意識過剰なゲドはイラっときましたがw

設定も細かく力が強いほど生まれるひずみは大きいという考えは説得力があります。
骨太なファンタジーですね。