ツァラトゥストラ〈上〉 (光文社古典新訳文庫)/フリードリヒ ニーチェ
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内容(「BOOK」データベースより)

「人類への最大の贈り物」「ドイツ語で書かれた最も深い作品」とニーチェが自負する永遠の問題作。
神は死んだ?超人とは?…。
キリスト教の道徳を激しく批判し、おごそかさや重さをせせら笑い、歌い、踊る。
これまでのイメージを覆す、まったく新しいツァラトゥストラの誕生。


さすがアンチ・キリストの作者です。
文章に力強さがあり、理解・解釈ができたなんておこがましいこと到底言えませんが。
勢いで読ませます。

でも無学な私すらうならせる文章もかなり多いです。
一度手に取ってみては。
哲学だと思えばしんどいですが、含蓄ある語り口調はひっぱられるものがあります!

一つ好きな個所をを抜粋。

「自分が正しいと主張するより、不正な目に遭うほうが、高貴なのだ。
 自分が正しい場合は、とくに。ただし、そんなふうにふるまうには豊かである必要がある。」


なんか現代日本人に刺さる言葉でしたww