職場の方からおすすめされました。
- 季節のない街 (新潮文庫)/山本 周五郎
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極貧の街で生き抜く人々を描いたオムニバス。
生々しくもひたむきに生きる街の人々の姿にはそれぞれに色々な感動が。
いい意味でも悪い意味でも。
かなり重たい内容ではあるのですが…。
救いがないと言い切りたくないなにかがあります。
人間の凄みともいえる。
道に悩んだ時これを読めば、とりあえず一歩進む勇気が出ると思います。
だって進める先がある。
あろうがなかろうが進む人たちに背中を押される…気もします;;
「親おもい」と「とうちゃん」が好きです。
特に「とうちゃん」の深い愛情には涙が止まらない。