【読書】砂の器　上　松本清張著【感想】

松本清張先生の代表作。

東京・蒲田駅の操車場で男の扼殺死体が発見された。

被害者の東北訛りと“カメダ”という言葉を唯一つの手がかりとした必死の捜査も空しく捜査本部は解散するが、

老練刑事の今西は他の事件の合間をぬって執拗に事件を追う。

今西の寝食を忘れた捜査によって断片的だが貴重な事実が判明し始める。

だが彼の努力を嘲笑するかのように第二、第三の殺人事件が発生する…。

面白かったです…一心不乱に犯人を追う今西刑事と一緒に

すごく素直に犯人を楽しく追っかけられた感じです。

品がいいんですね。読んでて厭な感じがまったくなかったんです。

嫌悪感を感じるキャラがいなくて、そういう意味でも読みやすかったです。

時代もあるのかな。

たまたま目に入ったエッセイに犯人につながるヒントが隠されているとか、

かなり無理ないかなあとも思いますが；；そこは気にせず。

いいところで切ってます。

続き・・・楽しみにしました。

もう下巻も読みましたけどそれは後日感想書きますｗ