言わずと知れた社会派ミステリーの太祖。
- 点と線 (新潮文庫)/松本 清張
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ある芸者と、汚職事件の鍵を握る男が九州の海岸で死んでいた。
心中事件と見られていたその死に隠されていたものとは。
いまさらですが松本清張先生の代表作、読了です。
時刻表トリックは苦手な分野だったのですが、のめりこみました。
「たまたま目撃」させる手口、新幹線、特急、フェリーを使いこなした日本縦断にまたがるアリバイトリック。
時代を感じさせます…。
犯人と思しき人物は分かるのに決定的な証拠がつかめたと思えば離れていくもどかしさ。
政治的な奸計のみかと思いきや、最後で見えてくるもう一人の協力者。
面白かったです!
昔1作だけ清張先生は読んだのですが、さすがに中学生の自分では面白さが分かっておらず;;
改めて清張先生も読んでみたいなと思います。
次は「砂の器」か「ゼロの焦点」でww
所詮はみぃはぁな私です。(古語)