ジェネラル・ルージュの凱旋　下　海堂尊著

ドラマ・映画化に大人気な田口・白鳥シリーズ

もっとも人気なジェネラル・ルージュの下巻です。やっと読みました。

でも開けば一気読み

もう何も言うことありません。

最初から最後までジェネラル・速水晃一の一人舞台です。

反則だといいたいくらいかっこよすぎる！！

ミステリーというより救急医療現場を舞台にした病院の政治と金の話です。

私心なき収賄と公私混同の倫理の真っ向勝負。

組織か、現場か。いろいろと考えさせられます。

結局は自分のことしか考えてない人間だけが敗北するので

ものすごく爽快な気分になれます。

主人公の万年講師リスクマネジメント委員長・田口とジェネラル・ルージュ速水の

「こいつにはかなわない」な関係がまたたまりません。

ロジカル・モンスター白鳥さんはしめるとこしめて結構おとなしかったなあ。

楽しめました！最高。