エイブラハムのパンチ そして
エイブラハムのキック
私たちは
いろんなエイブラハムの徒手空拳を受けながら
死について考えたりする
しかれどもエイブラハムは最中にあって
片手でアシュレイマディソンしたりする
婦人と床にあるときも
絶頂に至るまいとプラトンの『国家』を
諳んじるため 女性たちから疎んじられている
いままさにライン通話に切り換えて
(私たちが血の血液を流血しているのに)
堀北真希が誰と結婚しようが
誰が芥川賞をとろうが関係ないではないか
私たちは血を巡らせたりして
ときに死を考えたりする
ひとは死ぬために生きているのだから
死について考えることは 生きることである
生きる実感のためならば
エイブラハムのパンチを受けよう
キックを喰らおう ノーザンライトボムを
それが、生かしている実感から生じたならば
エイブラハムのパンチ そして
エイブラハムのキック
逮捕しちゃうぞ