「演劇を活用して人生を面白くする」
演劇とゲームの専門家、池田練悟です。
成功哲学の中に「努力必要論」と「努力不必要論」があります。
僕は努力は必要の立場です。
努力不必要論を語っている人たちの文章を読んでいていつも思うのが「努力の定義がずれているなぁ」ということです。
広辞苑第五版によると努力とは
「目標を実現するために、心や身体を使ってつとめること」だそうです。
・忍耐をもって
・苦労しながら
・頑張り続けて
などの言葉はここには入っていません。
ですが「努力不必要論」の立場の方は、上記のような言葉を努力にくっつけたがります。
その行動が苦しいのならそれはあなたがしたいことではないと。
だから努力は必要ないのだと。
彼らは努力が辛さを前提とするものと定義してしまっている。
楽しみながら努力したって、気持ちよく努力したって、ワクワクしながら努力したっていいのです。
目標実現の為に動くことが努力であるなら多くの人がすでにやっています。
努力できない人なんてほとんどいません。
目標が達成できない人に「もっと努力が必要だよ」っていうのは実はちょっとおかしな話で、本当は「もっと集中が必要だよ」ってことなのではないかなぁと思うわけです。
集中は「一ヶ所に集めること。また、集まること」
なら目標に対して気持ちや行動を集めていければ目標は達成しやすい。
目標に対して動きが分散しているから目標が達成されないのでしょう。
努力の効率が悪い。
集中は次の段階にうつると熱中というものになると僕は思います。
熱中は集中より時間感覚が薄くなっていく。
一つの物事に対して時間を忘れて動き続けることができるから、努力の時間が長くなっていく。
熱中の次の段階は夢中でしょう。
夢中は熱中より多幸感が高くなっていく。
時間を忘れて多幸感に溢れた状態で努力をし続けることができる。
つまりフロー状態になっています。
それはパフォーマンスと吸収率がとても高い状態です。
努力の効率が最も高い状態と言ってもいいでしょう。
夢中になる為に忍耐はいりません。
必要なのは集中です。
集中力のトレーニングには演劇がとても役立ちます。
即興演劇のレッスンなどではフォーカスを合わせることがとても大切になってくる。
一つのフォーカスに意識を留める練習はまさに集中力のトレーニングです。
Googleが取り入れたことで有名になったマインドフルネス。
これも一種の集中力のトレーニングです。
何かを触ってその手触りに集中する・・・触感にフォーカスを合わせることで今ここにいる自分に焦点を合わせることができる。
即興演劇のレッスンではそれを想像で行ったりします。
目の前に何もない状態で、石鹸や砂や油の手触りを手に想起させる。
想像力を使って触感にフォーカスを合わせていく。
集中力が切れた瞬間に手の中の石鹸は消えていきます。
演劇は集中力の向上にも役立ちます。
僕が団長を務める劇団ClownCrownは「演劇を活用して人生を面白くする」ことをテーマにしています。
演劇には人生を豊かにするエッセンスがたくさん詰まっている。
そのことを少しでも多くの人に知ってほしいと思うのです。
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